眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

もはや新海誠の面影はない「すずめの戸締り」

2022-11-21 | Weblog
またもや、大ヒットとしているようですが、商業路線になって、新海カラーが薄れていきました。

もはや、画風すら変わってしまって、かつての作品の面影もなくなってしまいました。

それは、良い悪いではないですが、寂しいですね。

売れない時期の作品は、チェリーボーイの淡い女性への憧れを、詩情豊かな風景描写で表していました。

それが、普通の少女漫画のラブコメディ的なストーリー展開となっていき、
観客数を商業ベースに乗せることに成功しました。

「すずめの戸締り」は、明らかに、ジブリの影響が色濃く出ています。

ストーリーは、幽遊白書のアレンジにしか受け取れません。

まあ、それで楽しめればいいわけで、新海監督も、独身から家族持ちとなって、
いつまでもチェリーでは生きていけませんしね。

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