「弊社は関わっていなかった」ではすまない

米村でんじろう氏、フジ冠番組での斎藤司の大ケガ「弊社は関わっていなかった」

米村でんじろうは、たまたまテレビで見かけることはあるのですが、
だいぶ前から、玉（出し物）が尽きてきたという気がしました。
テレビ番組は、見世物小屋に過ぎませんから、科学実験と言っても、
視聴者を飽きさせない出し物が要求されます。

番組の一つのコーナーに過ぎなかったのが、いつのまにか冠番組も
できていたのですね。
少し前に、事故を起こした「実験」に近い出し物を見かけたのですが、
科学とは程遠いもので、危険を売りにしているような気がしました。

さて、でんじろう氏の会社ですが、直接この実験には関わっていなかったようです。
テレビ局としても、番組の存続にかかわりますから、積極的にでんじろうの弁解に回っています。
しかし、名前を看板にした番組です。
一切関係がないではすまされないでしょう。

自分の芸名を、売りにした番組ですから、監修していようとなんであろうと、
刑事的責任はなくても、道義的な責任はかかってきます。
さらに、実験を検証することなく、番組で行うことを黙認しているのですから、
重い責任があります。

番組の作成を一旦やめて、番組の構成を見直すべきですね。
でんじろう氏は、監修していなくても、名前を出すことで、お金は入っているはずです。
実験の責任は、すべて負うと考えてもいいでしょう。