goo blog サービス終了のお知らせ 

じんべえ時悠帖Ⅱ

富士通「頬っかむり」か

 システムの不具合が700人もの冤罪を生んだという英国の事件が

ドラマ化をきっかけに再び脚光を浴びている。日本ではなく英国の

話だが、そのシステムは日本の富士通が作ったもの。

 英国の郵便局は個人経営が多く、国有の郵便当局に業務の申告を

行う。残高の差異が出ると、システムは間違うはずがなく人間側の

間違いとして個人経営者が補う。

 その補填額が大きくなり廃業や破産が多くなった2015年、当局は

個人経営者700人以上を不正会計の罪で訴追した。しかし、富士通の

システム「ホライゾン」の欠陥の疑いが出て集団訴訟となった。

 2019年、和解により約100億円が支払われたが、有罪の取り消しは

93人に留まり、補償額も被害金額には遥かに及ばない。改めて正式な

調査が始まり、ドラマ化以降富士通の責任を問う声が大きくなった。

 富士通は「調査には全面協力する」というが、不具合に気づいていた

ことは間違いなく「頬っかむり」していたとしか思えない。

 思えば、日本国内の銀行システムでも富士通の不具合は多々ある。

 

日の出後の江戸川風景

 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

jinbei1947
ワイコマ様
この冤罪事件がドラマ化されなかったら・・・、富士通は逃げおおせたのか。
大きなシステム設計は原発や航空機の設計と同じような綿密さが必要です。
当然そのリーダー、総責任者は「大人(タイジン)」でなくてはなりりません。
ykoma1949
富士通という会社、私も以前パソコンに入門の頃、NECと富士通
の二台を使って仕事しましたが、富士通は私の従兄弟が東大を
退学して富士通に入ったために、従兄弟を、通じて買ったもの
NECは私の関与先がNECの下請け会社だったことから・・数年し
ましたら従兄弟が、あの会社はダメだ!! 将来性が不安で従兄弟
の性に合わない、と言って辞めてしまいました。そして独立し
起業して、今はソフト会社を経営して大きな会社になってます
以来、富士通という会社はお付き合いもありませんが・・その
昔、もう半世紀近く前の従兄弟の言葉が思い出されました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る