じんべえ時悠帖Ⅱ

火の鳥、大地編

 手塚治虫の「火の鳥」は、過去と未来を行き来しながら、

日本の歴史を見つめるSF漫画、程度の知識である。

 未完の「大地編」の続きが発見され、1年半ほど前から

朝日新聞土曜版に連載されている。漫画ではなく、原作を

元にした桜庭一樹氏の小説版である。

 考えてみれば「火の鳥」は、昔読んだような気がするが

あまり覚えていない。そこで一番初めの「黎明編」を、

やはり小説版で読んでみた。

 その解説によると、あの「鉄腕アトム」も「火の鳥」の

壮大な歴史ロマンの一部、と手塚治虫が語ったという。

手塚治虫が生きていれば、どんな結末になっただろうか。

 いや、永遠に終わらないテーマなのかも知れない。

 

 2年前、無言館の休館にもめげず、信州上田の塩田平の

山裾を散策したご褒美は、蕎麦の昼食をとった「塩田の館」

の売店にあった。

 手帳仕立ての布製で「信濃の国」の歌詞が、素朴な絵と

共に描かれる。何故か四番までしかないが気入って購入

旨を告げた。

 しかし、すでに在庫はなく値段すらわからないという。

縁の糸はほつれ、全体に古い感じのサンプル品に

自分で値をつけて譲って貰った。

 

 昨日、引き出しを整理していてこれが出て来た。ふと

思い付き、綴じ糸をほぐして開いてみた。やはり手拭い

仕立てを折って手帳風にしてあった。そして、裏(下段)

に五、六番があった。

 なんともホッコリする「信濃の国」である。スキャンした

画像を、元の手拭い仕立てに合成してみる。

おっと、上の段の裏表紙の合成を忘れてしまったので単独で

 断捨離も、なかなか捨てられないものである。

 

 

 

 

 


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
何故か埼玉に5人も集まった長野市時代の中学の同級生。
年2回の同級会(埼玉版)でカラオケをやると、必ず最後は
「信濃の国」ですね。
そして「信州人だなー」と確認し合います。
しかし今年はコロナで、夏はもちろん忘年会も怪しいです。
ykoma1949
信濃の国 手塚治虫の火の鳥は昔々熱心に
少なくとも学校の勉強よりも熱心に読んだ
漫画です。私は漫画でしか知りません。
懐かしく 思い出そうとするが・・断片が
チラリ・・私の頭脳は相当認知が進んでし
まいました。(≧∇≦)
信濃の国・・私の街では年に一度「信濃の国
を歌う会」
が開催され市の文化ホールいっぱいにみんなで
楽しみます。でも私は行きませんが・・
息子たちは、大分にいても松本山雅が地方のアウェイの試合で信濃の国を合唱するので
応援に行っているようです。
信州人はこの「信濃の国」の歌にふるさと
信州を偲んでいるのでしょうね~
一つの県の歌を県民みんなが歌える歌・・
信州の自慢の一つです。
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