738号 衆院選の望む総理・安倍のインチキさを暴露する!
★アベノミクスは“アベノミス”“ダメノミクス”で間違いだ!
衆院選公示が12月2日なのに、盛り上がらないね。そりゃそうだ。総理・安倍晋三は、記者会見でわざわざ解散し衆院選をやるのは、「私たちが進めている経済政策、アベノミクスが間違っているのか、正しいのか、衆院選で信を問いたい」だと。バカいってんじゃいないよ。アベノミクスは、“アベノミス”(鎌田慧の造語のパクリ)で間違いに決まっているぜ。
安倍は、そんな嘘っぱちをいってるんだから、安倍をガンガン攻めねばならぬ野党各党なんだが、気合が情けなくなるほど入ってないのだ。どうしょうもないよ。
アベノミクスの是非よりも、衆院選の争点にしなきゃならないのは、秘密保護法、集団的自衛権の行使容認の閣議決定だよ。野党は、それを攻撃の旗印にしてやれっての!
安倍は、バカにつける薬はないというが、まったくその通り。安倍は口を開けば、「アベノミクスで株価も上がり、雇用は増え、給料が増えた会社も少なくない」、大成功だって調子でしゃべっている。そんなら選挙をやれば自民の議席が激減するのはハッキリしているのだから、解散・総選挙なんかやらねばいいだろう、オイッ!
先日、発表になったJDP(国民総生産)の数字は前年比1.6%ものマイナス。失敗だから、急きょ消費税を10%に増税するのを延期し、解散に踏み切って、安倍はきっと「衆院選で議席は減っても政権交代にはならない。解散・選挙を遅らせると、もっと議席が大幅に減り、おれは総理の座から引きずり降ろされる。やるなら、いまでしょ!」ってアホな脳髄で考えて決めたはずだよ。
★解散・総選挙の総理・安倍の発言のインチキぶりのこの通り!
安倍は解散に際して、マスコミ各社の単独インタビューに応じた。大新聞、テレビ各局、スポーツ紙(東スポにも応じたよ)。産経新聞は、インタビューの安倍発言の要旨を詳細にまとめているので抜粋する。そして、安倍発言のインチキさを暴露しよう。
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【衆院解散・総選挙】
民主党政権がなぜ2年前に惨敗したか。それは政権交代を果たしたときのマニフェストに「消費税を上げる」とは一言も書いていないにもかかわらず、消費税を上げることを決め、しかも法律を通したからだ。これは明らかにおかしい。
今回、消費税率の引き上げを18カ月延期する。そして、平成29年4月には確実に上げる。
(須藤コメント:何いってんだ。安倍は前回選挙のマインフェストにない、憲法違反の集団的自衛権行使容認の閣議決定して、戦争のできる国にしようといているじゃないか)
アベノミクスに対して「失敗した」という声がある。私たちの経済政策が間違っているのか、正しいのか、ほかに手段があるのか、選挙戦を通じて明らかにしていくべきだと判断した。
(須藤:選挙戦を通じなくても、アベノミクスは間違いだよ)
【消費税再増税先送り】
安定的な財源を得る必要があるので、(消費税率を)10%まで上げていく必要はある。ただ、そのタイミングは、経済成長の足を引っ張らない、デフレ脱却を阻害しないタイミングにする必要がある。3年間あれば、3度の賃上げを実施することができる。私にはその自信がある。
(須藤:いい気なもんだ。これから3年間も総理でいられると思ってんだから。バカだね。早ければ12月14日の衆院選の投開票の結果で安倍の首が飛ぶぞ)
【民主党批判】
7~9月の経済指標が出る前に、民主党が消費税の引き上げ延期を発表したことに驚いている。
(須藤:驚くことはないぜ。アベノミクスが“ダメノミクス”だってことはわかってんだから)
【地方創生】
地方創生は安倍政権の中心的な政策だ。今まで何回も地方活性化のための戦略がつくられ、法律ができた。しかし、残念ながらまだ課題はたくさんあるし、地方から大都市への人口の流入が進んでいる。超高齢化、少子化も進んでいる。
知恵は現場にあるという認識で、どんどん現場に出向き、地域の発意に基づくものをつくっていく。
(須藤:よくいうぜ。安倍サンよ、そんなこというなら、あんたはさっさと山口県にいきなさい!あんたは、東京で生まれ、ずっと東京に住んでいるじゃないか。選挙区だけは、じいさんのときから、山口県だけどよ。知恵は現場にあるのなら、現場の山口にいくがいい。そうすれば、少しは知恵がつくかもね)
【靖国参拝】
国のためにかけがえのない命をかけて戦った英霊に対し手を合わせ、冥福を祈るのは国のリーダーとしての当然の務めで、各国のリーダーに共通する。先の靖国参拝でも、遠い戦地において家族を思い、国を思い、この世を去った英霊に対し「御霊(みたま)安かれなれ」という思いを込めてお参りした。
(須藤:何もわかってないのだから困る。戦争を指導して、その結果、国民を大勢死なせた指導者と犠牲なった兵士を一緒に祀(まつ)っているのがいけいのだ。そんか小学生でもわかることを知らずに、総理やっているのか)
【集団的自衛権】
7月1日に安保法制に関する閣議決定を行った。選挙でこの2年間の安倍政権が問われるわけなので、この閣議決定も含め、国民の信を問うことになる。安保法制(関連法案)を具体的に来年の通常国会にまとめて提出する。
(須藤:順序が逆だろう。国会で議論もせず、勝手に安倍の子分同様の閣僚たちだけで、自衛隊が海外で戦闘できる集団的自衛権行使を決定したのだから憲法違反だ。
ちなみに、今年8月、私は集団的自衛権行使の閣議決定は違憲であるので、無効であるとの行政訴訟を提起。すぐに「単なる内閣の意思決定だ」として却下された。すぐに私は「違憲の条件が備わっているのに、それを審議せず却下したのは違法だ」として、東京高裁に控訴した。が、まだ何の連絡もない)
【原発再稼働】
原子力規制委員会が安全と認めたものについては、地元の理解を得つつ再稼働を進めていくということは明確に示している。
(須藤:福島の原発事故をなんら反省せずに、やるってんだから、もってのほかだ!)
【憲法改正】
憲法改正は自民党にとって結党の原点だ。結党以来、憲法改正を主張しているし、憲法改正草案も発表し、党として21世紀にふさわしい、あるべき憲法の姿を示している。
自分たちの手で憲法をつくりたいと思っている方はたくさんいると思う。そういう人たちに対して私たちは責任を果たしていくべきだ。議論をより一層深め、国民の関心も見極めながら、どの条項からということについて党内でも大いに議論していきたい。
(須藤:憲法改正をせずに集団的自衛権の行使を決めたり、憲法改正を何のためにするのか、ちゃんと考えもせず、戦前の右翼みたいなことをやろうとしているのだから、どういう頭の構造なのか)