須藤甚一郎ウィークリーニュース!

目黒区議会議員・ジャーナリスト須藤甚一郎のウィークリーニュースです。

520号 酒乱中川昭一は議員も辞めろ!&「かんぽの宿」の報告書は言い訳だらけ!

2009-02-18 | 記 事
★中川昭一は、大臣だけではなく衆院議員も辞めろ!

財務・金融大臣の中川昭一(55)が、大臣を辞職した。が、それでは責任を取ったことにはなるまい。こんな酒乱野郎を衆院議員にしておけば、また何をしでかすかわかったもんじゃない。さっさと議員辞職をするのが、一番いいに決まっているよ。こんなヤツを国会議員として、税金で養っておく必要はないっての。そうでしょう?

こんな酒乱野郎を大臣に起用した総理・麻生は、中川と目くそ鼻くそだ。愚かさでは、どっちもどっちだよ。中川が辞任した直後、麻生は取材陣から任命責任を問われて、こういった。「(中川は)仕事に関しては優秀だった」とコメントした。並みの愚かさではない。

★麻生「中川は仕事に関しては優秀だった」だと!

そもそも辞任したキッカケは、中川が泥酔してべろべろで、G7後の記者会見に出席し、ロレツが回らず、まともな問答ができなかったからだ。麻生のいうように「仕事に関しては優秀だった」のならば、G7の会議での日本の立場を説明する会見は仕事ではなかったことになる。「仕事に関しては優秀」ヤツは、泥酔してべろべろで会見にでてくるはずはないだろう。冗談はよせ!

麻生は舌禍事件を連発するが、その原因は、生憎(あいにく)頭がカラッポなもんだから、自分で発する言葉の意味を考えずに、その場しのぎでしゃべる口先男なのだ。盟友というよりも子分の中川が、大事な仕事で失敗し、辞任したというのに「仕事に関しては優秀だった」なんて愚かな発言をするのだ。

★ローマで中川は、同行の女性記者ら飲食していた!

中川が辞表を提出する前夜、首相官邸で麻生が中川に向かって「嘘をつくなッ!」と猛烈な勢いで怒鳴りまくっていた声を官邸職員が聞いているという。中川は風邪薬や腰痛の薬の飲みすぎだと弁解していた。けれど、べろべろ会見の映像を見た麻生は、泥酔であることを見破っていたので「嘘をつくなッ!コノヤロー!」って剣幕で怒鳴ったのだろう。
中川の酒乱の前科は数々あるから、体調不良だの薬の飲み過ぎだのといった見え透いた嘘は通じないのだ。

ローマでのべろべろ会見は約20分も続いたが、会見に出席していた政治記者がひとりとして、泥酔状態の中川に「大臣!いったいどうしたんだ!」と追及しなかったことが問題になっているのは、ご存知の通り。
今朝の毎日新聞は、ローマで会見前に中川は、女性の同行記者などとを飲食をともにしていたと記事にしている。毎日は自分の社ではないと書いている。昼飯を一緒にしてワインなんか飲んでいれば、「いったいどうしたんだ!」って、そりゃ聞けないよ。

★「かんぽの宿」の資料がダンボール箱17個分とは!

「かんぽの宿」売却についての報告書が、日本郵政から総務省に提出された。が、鳩山総務大臣は「言い訳のオンパレードだ」と怒っていた。提出した資料は、なんとダンボール箱17個もあったそうだ。
刑事事件で家宅捜索をして資料を押収すると、そのくらいの分量になるが、ダンボール箱17個とは多すぎる。詳しく内容を調べるには時間がかかるはず。むろん、日本郵政にとってのヤバイ資料は、とっくにシュレッダーで刻んで密かに廃棄するか燃やしたはずさ。

朝日新聞のネットニュースは、以下のように伝えた。
「かんぽの宿」の売却問題で日本郵政は16日、入札に関する資料を総務省に提出した。日本郵政は「一般的な事業譲渡の手法だった」と改めて主張したが、鳩山総務相は「言い訳のオンパレードだ」とはねつけた。総務省は資料に基づき経緯を調べ直し、独自の資産査定に乗り出す。

総務省は4日付で法律に基づく報告要求を出しており、16日が回答期限だった。日本郵政は鑑定評価書や入札企業の一覧、予備審査の選考理由など、段ボール17箱分の資料を提出。オリックス不動産との契約解消と、不動産売却のルールを決める第三者検討委員会の立ち上げをこの日に正式決定した。

記者会見も開き、入札参加企業の全リストと選考理由を公表。伊藤和博執行役は「オリックス不動産ありきの売却ではなかった」と強調し、オリックスは提示価格だけでなく「雇用条件や施設の存続可能性も他社より勝っていた」と述べた。「一般競争入札ではないが、公正な手続きだったと理解して頂きたい」と繰り返した。

売却対象に含まれていた首都圏の社宅9物件については、39億円の鑑定価格に対して、オリックス不動産の評価額は9.3億円、対抗のホテルマネージメントインターナショナル社が14億円と低かったことを明らかにした。都内のスポーツ施設は最終審査段階で「評価額が低すぎる」として売却対象から外したが、社宅については「社員の住居にも配慮するため」除外しなかったという。

こうした説明について、鳩山総務相は「不透明な行為を認めてくれと言っているようなものだ。公正についての価値基準が国民と日本郵政の間で随分離れている」と批判。提出資料を精査し、立ち入り検査も検討する」

★日本郵政の嘘つきめ!問題のは手続きではないぞ!

この日本郵政の嘘つきめ! 鳩山邦夫さんが最初に「オリックスに売却するための出来レースだ!」「李下に冠を正さずでなければならない!」と問題にしたとき、日本郵政は「公正な一般競争入札である。何ら問題はない」といっていたじゃないか。
ちゃんと覚えているよ。で、朝日新聞は不勉強だから、その尻馬に乗って、鳩山大臣批判を展開したわけだ。それがいまごろになって「一般競争入札ではないが、公正な手続きだったと理解して頂きたい」だと。ふざけるな!
「公正な手続き」とは、どういうことだ。手続きだけは公正でも、問題なのは、手続きではなく中身だ。高く売れるのに、インチキをやって安く売ったのが問題なのだ。目黒区の旧区役所売却と瓜二つのインチキな構図だよ。
(午後1:30更新)



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