アーム通信(海外会員インドだより)

国際子ども権利センターの元運営委員の成田由香子が、インドのデリーで滞在する暮らしの中で体験することを伝えます。

はじめに

2005-10-18 04:04:57 | Weblog
皆さん、ナマステ!
「ナマステ」は、インドのあいさつの言葉です。始めて会った時でもそうでなくても、こんにちは、さようなら、どんなときにでも使えます。

◆「アームって何?」
このブログのタイトル「アーム通信」の「アーム:aam」は、ヒンディ語で「マンゴ」という意味です。

なぜマンゴ?それは、インドで一番好きな果物だから(単純な理由・・・)です。そして、マンゴは、インドが世界で最も多く生産していると同時に、インドのおとなにもこどもにも大人気の果物です。
インドでは、ちょうど暑~い夏の時期(4月~8月頃)、マンゴがとても美味しい季節です。暑さでちょっとげんなりしていても、マンゴを食べればみんな元気になれる!そんなマジカルな果物です。(残念ながらマンゴの季節は終わり、写真がなくてすいません。)

アーム通信を読んで、日本の皆さんが、少しでも元気になったリ、インドに興味と親しみをもってもらえたらなと思います。

◆国際子ども権利センターとの関係
私が国際子ども権利センターに出会ったのは、大学生のときにインドの教育や児童労働について勉強していたときでした。国際子ども権利センターが一緒に活動しているインドのNGOの活動にいたく感銘を受け、「子どもの権利というのがある!」というのを初めて知って腰を抜かしたのでした。権利センターには、その頃から活動に関わらせてもらっています。
また大学の後は、ムンバイの大学院に留学しインドの子どもや家族に関わるNGOなどの勉強をしました。日本に戻り仕事をしてしばらくして、再び縁あってインドに来ることになりました。今は、インドのNGOに関わる仕事でデリーで暮らしています。思えば、これも国際子ども権利センターが、インドに導いてくれたと言っても良いでしょう。

このアーム通信は、主にインドの子ども、生活・文化事情、開発、NGOなどの情報をお伝えします。中でも、国際子ども権利センターが行っているインドプロジェクトに関係する情報についてもお届けできたらと思います。

皆さんからのご意見・ご質問等いつでも気軽にお送り下さい。
どうぞよろしくお願いします!

◆ちょっと豆知識:インドとマンゴの関係
調べてみると、インドとマンゴのお付き合いは長くまた親しいようです。マンゴの原産地はインド北部。インドでは、紀元前200年以前から栽培されていて、今は約500種類の品種があるそうです。
また、インドでは、マンゴは、宗教、文学、美術、習慣、民族等、人々の日常生活と深く結びついていたとされています。例えば、お釈迦様がマンゴの樹の下で野宿したので、お釈迦様の果物と呼ばれていたそうです。またマンゴはヒンズー教徒にとっても聖なる木です。
うーん、インドとマンゴな関係って奥が深そうですね。