taniyan's LogBook

アマチュア無線&鉄道旅行のログブック by taniyan / JH0HYX

特急リバティ会津@ゆったり会津・東武フリーパス

2018-04-06 01:04:33 | 鉄道

 東武鉄道500系。2017年4月にデビューした、特急リバティ会津で、会津鉄道の旅を楽しんでまいりました。JR東、スーパーあずさE353系とおなじ、KEN OKUYAMAデザイン監修。直線的なかっこよさが際立っています:)。

 

 会津へ行くなら、東北新幹線で郡山乗り換え、、と思われるかもしれませんが、東武浅草駅から、野岩(やがん)鉄道経由で、会津鉄道・会津田島駅まで、特急リバティならおよそ3時間20分。その先リレー号でおよそ1時間ほどでJR会津若松駅へ到着いたします。新幹線経由と比べ、1時間以上時間はかかりますが、阿賀川沿いの風光明媚な景色を眺めながら、飲み鉄醸務を楽しめるとあれば、このルートを選ばない理由はありません:)。

 

 旧国鉄会津線。会津鉄道会津線沿線には、温泉が沢山あります。というか、温泉が出た場所に駅を作ったのではないかと思うほど、ほぼ全ての駅が、温泉街の入り口になっています。写真は、湯野上温泉駅。大内宿最寄りの駅らしく、かやぶき屋根の、とても風情のある駅舎です。まだオフシーズン(3月)で、シャトルバスの運行前のため、大内宿までタクシーで移動しました。帰りの便もお願いすると、それまでの間、我々の手荷物を預かってくださるとのこと。会津福島の皆さんの、さりげないおもてなしの心、本当に素敵だと思いました。

 

 「ゆったり会津・東武フリーパス」。東武浅草駅から、会津田島駅、芦ノ牧温泉駅、JR喜多方駅往復の三種類が設定されています。有効期間は4日間。特筆すべきは、東武日光・下今市から先が、すべてフリー乗車区間になっていること。つまり、4日間の間、日光から会津(喜多方)まで、東武・野岩・会津鉄道・JRが乗り放題なのである。沿線の、鬼怒川、川治、湯野上、芦ノ牧など、名だたる温泉街をはしごするには、もってこいのトクトクきっぷなのだ。

 

 写真は、芦ノ牧温泉駅に保存されているAT301。車内には、鉄道模型ジオラマや、リアル運転シミュレーターなどを完備。温泉以外でも鉄分補給ができます:)。

 

 芦ノ牧温泉駅といえば、二代目ねこ駅長「らぶ」ちゃんを忘れてはいけません。会津鉄道沿線、一日の平均乗車人員は100人に満たない駅がほとんどです。でも、オフシーズンの平日にもかかわらず、たった2人の乗客に対し、駅職員の皆さん&らぶちゃん、旅立つ我々を、最高の笑顔で見送ってくださいました。会津鉄道会津線、未来へ残したい、素晴らしい路線の一つです。

 

 さて、そろそろ宴会列車の話題、ということで、会津鉄道でも、イベント列車「お座トロ展望列車」が運転されています。「お座敷」+「トロッコ」+「展望席」の3種類がミックスされた、AT351(トロッコ)+AT401(お座敷+展望席)の2両編成。


 AT351の車体には、芦ノ牧温泉駅、初代ねこ駅長「ばす」のイラストが描かれています。通常は、観光シーズンの週末中心に、不定期で運転されているのですが、今日は、金曜日なのに、「 お座トロ展望列車会津浪漫森号」が運転されます。東武浅草駅(トップツアーズ)でも事前予約が可能です。

 

 浅草で張り切って予約してきたのですが、、、さすがオフシーズンの平日、ということで、貸し切りお座敷列車とあいなりました:)。お座敷車両、冬期間は、こたつ列車になっています。喜多方で仕入れたお酒を友に、会津若松から会津田島を目指します。お座トロ展望列車は、基本自由席。座席整理券が発券されるので、着席定員は保証されますが、場所は譲り合い。会津福島を愛する旅人なら、その方が自然なのかもしれません。

 

 さて、特急リバティ会津は、全車指定席。ネット予約も可能ですが、受け取り条件によって制約があるので要注意です。地元の方で、東武携帯ネットサービスに登録されている方は別として、年に1回来るかどうかの観光利用の場合、「東武インターネット予約サービス」を利用することになるかと思います。このとき、特急券の受け取り場所の指定にご注意ください。当日乗車前に受け取る(地元以外の方)の場合、かならず、「東武線各駅」(現金のみ)を指定すること。「東武トップツアーズ」を指定すると、乗車前日までに発券受け取りが必須となります。「ゆったり会津・東武フリーパス」については、当日どこでも購入可能です。

 

 まだまだ春遠き会津福島ですので、トロッコ車両には、窓がはめられています。車内中央天井に設置されたプロジェクタから、沿線のトンネル内壁へ映像を映し出すイベントもあります。温泉、人情。心身ともに暖まる素晴らしい鉄旅を楽しむことができました。福島、会津鉄道。またお邪魔したいとおもいます。

 

 by taniyan

taniyan'  homepageへ
taniyan's homepage


にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿