我らがCont師匠のアルバムがリリースされた先日の渋谷Jzbrutのライブ会場で1枚Getしてきた。
-
- Carnival
-
- JT
-
- Virgko Fun
-
-Mission Beach
-
-Stateless
-
Lucky Stroke
-
-Lost in Jungle
-
-Thanks a lot
さてさて、早速聞いてみると・・・
Carnival
オープニングを飾る軽快なナンバー、包国さんの暖かく且つキレのあるサックスとcontさんのクランチのバッキングと今剛ばりのチョップで斬り込んで来るようなBメロがかっこいい!
JT
ミディアムテンポの素朴で優しさ溢れるナンバー、contさんのアコギのバッキングが効いてます。フルートソロがまたおしゃれ!アコギソロがまたナイス、エンディング前には最近はまってらっしゃるというペダルスチール
Virgko Fun
Pick Up The Piecesを連想させるようなFunkナンバー、包国さんのSaxが黒っぽくてかっこいい!
Contさんはシンプルなカッティングからフェイザーを使ったバッキングで盛り上げる。
SAXソロの後には、テレだろうか?Vintage風Toneで・・途中からスライドで更に盛り上げる。
Mission Beach
浜辺で聞きたくなるようなサンバ風サウンド、ガットギターのバッキングがいかしてる。
途中の素人っぽいコーラスは狙いか?
オルガンソロがなんともいい雰囲気で特に2コーラス目から転調していくあたりがとっても素敵、
ああ、終わっちゃうと思うとSaxが来るという何とも憎いアレンジです。
Stateless
映画のおサントラにありそうなイントロ
王様が登場しそうな雰囲気です。(笑)
ギターはランドー風か?
アームとビブラート系を使って雰囲気出してます。
途中のシンセソロはもろに福田さん風サウンド!
その後のギターソロはちょっとシタール風か?
いやインド系スケールなのか???何しろ怪しい。(笑)
Lucky Stroke
軽快でノリのいい曲調、テーマのSaxとギターのハモもかっこいいし、
何気にシンセのバッキングがお洒落です。
ギターソロのPeg系フレーズはファンサービスか?(笑)
Lost In Jungle
アフリカンなパーカッションとチョッパーベースから始まるこの曲
確か東洋大学のライブでも演奏していたような気がする。
いつものBeatNuts路線と言うよりは、テクニカルプログレフュージョン系か?
途中ContさんのRockなリフからスリリングなソロが攻撃的でかっこいい!
ちょっとJeff Beck系か?
Thanks A Lot
いやいや完全におじさんはやられました。
夢飛行+Strikes Twice/2ってな感じで、
一粒で2度美味しい!しかも包国さんのSAXとContさんのギターの両方が楽しめます。
ContさんのギターはまさにLarry Carlton系ダンブルトーン!
コード進行も音作りも美しくロマンチック
しかも、途中からこう来るかぁ!!的な展開は、
Larry Cartonファンなら思わずニヤリとしちゃいます。
今回はバンドではないのでPower Zoneのようなバンドの一体感みたいなものはないのですが、
その代りに包国さん、Contさんの個性や好みがよりはっきり出ている気がして、
それがまたとても心地よいのです。
改めてお二人のトーンの良さ歌わせ方のうまさ、曲作りにおけるセンスの良さに脱帽です。
全体を通してやはりcont師匠節、そこにロベン・カールトン・ランドゥ・メセニーがちらほら、バリエーションといいますかアイディアが気持ちよいです。
Mission Beachでのメセニーはうれしいっす!!
Thanks A Lotのカールトンくんは今の私には応えられませんです。
ありがとうございます。
レビューと比較戴いたんですね!
メセニー風もあるんですかぁ・・
実はメセニー聞かないのです。(爆)
以前TVであのシンセアックスみてなんじゃこりゃ?でした。
Thanks A Lot今回のベストプレイではないでしょうか?
トーンフレーズ歌い回しも含めて素晴らしいと思います。
まだ聴いてませんが、楽しみです!
ゲットですね!
おめでとうございます。
多彩なギターワーク勉強になります。
では僕からも曲ごとに解説を。
Carnivalはインコグニートを意識して作曲しました。リズムはテンポ的にはねるぎりぎりの速さなので、実際ライブでやるとはねた感じがでません。(汗
ドラムのグルーブはEasyDrumのプリセットMIDIです。使えます。
JTはタイトルとおりジェームステーラーのパクリです。転調の感じがJTです。
JTさんはサムピックなしでアコギのアルペジオ弾きますから、それもまねしています。ペダルスチールっぽいですがペダルなしのラップスチールです。
VirgoFunkは包国さんの曲で、このころちょうどナッシュビルにはまっていたころ。テレもBベンダーつきのやつを使っています。ソロの後半は思いっきり使いまくって、通常のギターではコピー不可能になっています。
MissionBeach これも包国さんの。
沖縄にあるビーチの名前だそうです。
実はこれのメセニーみたいなソロ、確か僕じゃありません。シンセで包国さんがやっていた、ちょっと記憶が定かでありません。ライブではMARIちゃんという女子がPercでいたころ、僕と福田さん含めてコーラスやっていました。
Stateless これも包国さんの曲。
怪しいですね。中東風な感じかな。
メロギターはランドーがオクタビアン使った感じを目指しました。
ソロはアコギで、怪しいところはわざと4度を#させて、リディアンで弾いております。
LuckyStroke 包国さんの曲。
かなり軽快でPOPです。Carnivalと一曲目どちらにするか悩みました。ソロは思いっきりPEGです。コード進行聞いたら、真っ先に浮かんできたのでやってしまっています。Graydon先生みたいに、リアルでダブルストップしていません。オーバーダビングではもっています。
Lost in Jungle ベースが肝です。
ライブだとどうしてもこうならないので、作者本人のイメージとしてはこちらのバージョンのほうがしっくりきます。
ルイスジョンソンの教則ビデオからのサンプリングです。ギターは当時使っていたリベラのコンボからマイクで録っています。ピアノソロは昔のMIDIライブラリーのなかから強引に当てはめています。
Thanks a lot 今年に入って作った曲です。
Carltonのライブでのギターソロ、これがやりたくてこの曲を作りました。
聞いていて気持ちよいですが、ライブでやると神経張り詰めすぎるです。実はJZBratでもやるはずだったのですが、心配なのでやめてもらいました。KBが和音間違えただけで台無しになってしまうので。KB大変な曲です。
ギターはRFモデルと335で、エフェクターはSOV2のみ、アンプは実はTheTwinで、パラレルモードにしてクリーンとODチャンネル両方混ぜています。途中音を伸ばしているところがありますが、あそこは別録りでゲインを最大にしたセッティングで鳴らしています。
参考になりましたでしょうか。
ご本人の解説なんて・・
贅沢です。
ありがとうございます。
いやいや、なるほどぉ~
ご本人の解説納得です。
私の印象も遠からずか・・・(笑)
興味を持ったところをいくつか、、
テレにBベンダー・・ほほぅ。ナッシュとは別物ですかね?
ルイスジョンソンのサンプリングとは・・・(@@)リベラのコンボもお使いだったんですね。
Thanks a Lotそうだったんですかぁ。
335+SHODかと思ったらなんとSOV-2でしたかぁ。
解説ありがとうございました。