主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆キリンカップ 日本 VS ウルグアイ 

2008年08月21日 | Soccer
サッカーの国際親善試合キリンチャレンジカップが20日、札幌ドームで行われ、世界ランキング35位の日本は同24位のウルグアイに1-3で逆転負けした。両国の対戦成績は日本の1勝2敗1分けとなった。

 9月6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦、敵地でのバーレーン戦へ向けた最後の強化試合。

2年半ぶりの小野伸二の代表復帰、鹿島の大型ボランチ青木剛の初キャップ、久々の田中達也、大黒の復帰などなかなか興味深かったのですが、結果は力の差を見せ付けられて力負けしてしまいましたね。特に個の力と決定力の高さは全く違いました。

前半はともに決め手に欠け0-0で折り返すものの、長谷部はパスミスも多く切れもいまいちぱっとしないし、青木はパスミスが多いし、伸二はボールを触れないし健剛もいまいちでしたね。メンバーがガラッと変わったことで連携が取れていないというのはわかるのですが、もう少ししっかりやって欲しいですね。

日本は後半左SBにはいっていた阿部をボランチに、左SBに長友を投入し一気に攻勢に出て3分、小野のエンジェルパスから中村健剛がたてに抜けると鋭いクロスを出しそれが相手のオウンゴールを誘い先制した。しかし、同10分に追い付かれ、終盤に決勝点を奪われた。終了間際にも追加点を許した。 

いずれも中盤のパスミスからボールを失いカウンターからのウルグアイのすばやい攻撃で数的有利な局面を作られてやられるというパターンだった。確かにプレスも強かった部分もあるのかもしれないがボールを簡単に失いすぎる気がした。

オリンピックでもそうだったように、決定的なシーンを外してしまったり、ゴール前でボールが足につかずシュートチャンスを逃してしまうシーンや、シュートが打てるのにパスを選択するようなシーンが目に付いた。

また指面では組織で対応しようとしても個の力で抜かれてしまうのだ。
これは頑張って個の力を上げてゆくしかないのではないか?

その中では田中達也と佐藤寿人の動きのよさと中澤の強さと安定度が目に付いた。高木の守備も良かった。ただ、守ってからボールをキープできないのは問題だと思う。中盤の底に小野を起用した方がボールが落ち着く気がした。

ここのところずーっと思っているのだが、個の力のUP特にFWとサイドプレイヤーの強化が必要だと確信した。

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2 コメント

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全く (やま)
2008-08-21 13:35:24
光が見えないというか、将来性が無いというか・・・北京五輪といい、こんな試合が続くようじゃW杯出場も危ういと思います。
監督の戦術も酷いなぁ・・・オランダじゃあるまいし・・・。
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確かに・・ (主審)
2008-08-21 21:19:44
>やまさん
確かにあの試合内容はあまりほめられたものではありませんでしたね。
ただ、今回のウルグアイはかなり強かったと思いますよ。

問題なのはこの時期になぜあんなに色々な選手を試さなきゃいけないのか?
っていうことのような気がします。初キャップの選手やブランクのある選手を随分試していましたものね。個のタイミングで試しているようじゃ遅いような気もしますが、オシム流から俺流に変えた事も確かにあるとは思いますが・・

早い所軸になるメンバーを決めて戦術や連携を高めていってもらいたいと思います。
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