主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD[Private Audition/Heart]

2006年12月18日 | CDレビュー(ロック・ブルース編)
ちょっと順番は前後しちゃいましたが・・・(^^;;
ハート6作目のプライベート・オーディションです。
この時期のハートはいわゆる低迷期って奴でヒット曲にも恵まれず昔からのファンも微妙な音楽性の変化についていけずになんとなくぱっとしませんでしたね。
曲作りもメルヘンロックの独特な個性はあるものの薄めの味付けというところで、独自の路線を模索しているように感じます。
1曲目City's Burning はかなりハードに飛ばします。まるでレッド・ツェッペリンですね!ここまでやってくれるとは!嬉しいですな。(笑) 決して悪くないしハートらしさも出てるんだけど、、この路線ではついにブレイクすることはなかったのです。
タイトルチューンのPrivate Audition や This Man Is Mine ではやたら古臭い音作りをしたりしてますね。ちょっと50'sを狙ったんですかねぇ?アルバムトータルとしてのコンセプトはそんな感じで伝わっては来るのですが・・・・・
売れセンと言うこてゃなくそういう意味では初期のハートの方向性を持ち続けているんですね。(笑)
しかし・・・なんとこのアルバムの録音の後にスティーヴ・フォッスン、マイク・デロジャーがバンドを脱退し、ハートは苦境にたたされてしまったのでした。
しかし後になって思ってみれば、このあと方針を大きく変えることでハートの黄金期を迎えることになるのですが・・・この黄金期はセールス的に成功したと言うことなんですが、あっしにとっての黄金期はやはりなんていっても初期なんですねけどね。

1. City's Burning
2. Bright Light Girl
3. Perfect Stranger
4. Private Audition
5. Angels
6. This Man Is Mine
7. Situation
8. Hey Darlin' Darlin'
9. One Word
10. Fast Times
11. America

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