主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆Southan Confort/The Crusaders

2006年04月11日 | CDレビュー(FUSION編)
'74年作のこのアルバムですね。あいかわらずスティクス・フーパーのドタバタした感じのドラムがいかしてます。まだ、クロスオーバー前夜って感じで、どちらかというとジャズ・ファンクっていったほうがいいのでしょうか?黒いですよね!飛びぬけた名曲とかはないのですが、聞き込むとタイトルチューンをはじめ、なかなかいい曲がそろってますし、シンプルながらトータルで聞けるいいアルバムですねぇ。。。リズム隊はもちろんかっこいいですし、ジョー・サンプルのバッキングもファンキーですし、サックスはよく歌うし、カールトンのバッキングも渋いです。バンドとしてのまとまりはさすがです。もっと評価されてもいいアルバムではないかなぁ?
カールトン好きのあっしとしては、このころのラリー・カールトンのプレイも気になるところですが、まだガンガンに弾く感じではなく、ファンキーでかつ渋いプレイに専念してる感じですね。時たまソロも弾きますが、さすがに周りの面子が強力ですからやや控えめな感じに聞こえますね。(笑) それでも、しっかいr存在感を出しているのはさすがです。2.Greasy Spoonでのトーキング・モジュレーターのようなプレイもありますし、6.Well's Gone Dryではワウも踏んでかなりオーバーダブもしてますね。最近はあまりやらないですものね。9.When There's Love Around のイントロはやりすぎでは?音きたないよ。BoogieにDistortion+ですかねぇ?その後のフェイザーを軽く掛けたクリーンが綺麗なだけにそのギャップが・・(笑) 

1.Stomp and Buck Dance
2.Greasy Spoon
3.Get on the Soul Ship (It's Sailing)
4.Super Strut
5.Double Bubble
6.Well's Gone Dry
7.Southern Comfort
8.Time Bomb
9.When There's Love Around
10.Lilies of the Nile
11.Whispering Pines
12.Ballad for Joe (Louis)

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4 コメント

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渋いね~ (やま)
2006-04-11 13:39:22
懐かしいですね。この頃からご本家のギターはいけてましたねぇ。この辺はアルバムは持っていませんが、高校時代、FMで特集番組があったりしててエアチェックして聴いていました。

でも、クラスの連中はZEPとかパープルとかフロイドの新譜の話題しかないので密かに楽しんでいました。(オタク的爆)
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以前買って (怪鳥)
2006-04-11 16:04:09
ちょっと聴いたのですが、あまり洗練されてないという印象があり、

そのまま放置でした。

もいっかい聴きなおしてみます。

9.のイントロも再チェックですねー(笑)
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ですよね~ (主審)
2006-04-11 20:25:05
>やまさん

ご本家のギターこの頃からもうすでに大物の片鱗はありますよね。ベテランの中に若造が入ってる感じですが、しっかりアピールしているあたりはさすがです。

そうそう、ハードロック全盛期ですものね。あっしもそっちからこっちへ趣向が変わり始めた頃だったと思います。
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そうだと思います。 (主審)
2006-04-11 20:27:20
>怪鳥

そうなんですよ。この時代は結構地味目に聞こえるんですね。それほどキャッチーではないですしね。何度か聞き込んでみると結構いい曲があったりするんですね。

この後紹介予定のアルバムにくらべると、ポップでもないしキャッチーではないのですが、ルーツみたいなものも感じられますしなかなか渋いアルバムだと思います。
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