主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆ストリング・リテイナー

2009年02月14日 | Guitar
先日MixiでShinさんが書いていたテンション・リテイナー

身近にもこれに関して不思議なことがあったので書いておこう。
欄堂くんのペグをクルーソンタイプのGOTOHのマグナムロックに交換したのは先日もお伝えしたとおりだが、
その後若干スプリングチューンを行ったときに1弦に奇妙な共振音が発生した。

最初はどこかフレットにあたってるものだとばかり思い、
何も考えずブリッジのサドルのねじを回し弦高を上げてみた。
ところが・・いくら上げても改善されないのだ。

あれれれれれ?
どうも、ナットからペグの間の音が鳴っていてそれをピックアップが拾っているようなのだ。

テンション・リテイナー風に手で押さえてみると、その共振音は止まった。
GOTOHのマグナムロックはポストの高さがある程度調整されているので、
テンション・リテイナーは不要と思っていたのだが取り付けてみたら
見事にこの問題は解消した。

スプリング・・それもたった2本程度の交換で鳴りが変わり
共振が発生したこと、それをテンション・リテイナーが解消したこと。

これはギター自体のレスポンスの向上によるものなのではないか?
サウンド的にもスプリングチューンで改善されているところが面白い。

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2 コメント

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うんうん (主審)
2009-02-14 08:41:56
>みのりん
スプリング2本の差って重量的にはほとんど差がないと思うんだよね。ただスプリングの張力は変化しているので、裏のばねの締め具合は微妙に変わってる。
今回は5本掛けたので若干締めたんだ。
そのテンションと微妙な重量で変わるんだよね。
サウンド的には良くなったので、いい意味の変化の副産物と捉えてるよ。
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たぶん (みのりん)
2009-02-14 06:30:00
スプリングも含めてブリッジ全体、ひいては楽器全体の質量が変わったことで、共振周波数が移動したためでしょう。
共振のポイントはどっかに必ずあるもので、それがたまたまデッドポイントになったり雑音の原因になったりするんじゃないかな?
これこそまさに、やってみないとわかんないところなんで、対症療法でいくしかないよね。
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