主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆ワールドカップ 準決勝 ドイツ VS スペイン

2010年07月09日 | Soccer
○スペイン1−0ドイツ●

あの爆発的な攻撃力を誇るドイツが思う様に攻められない・・・
ミュラーの欠場はいたいけど・・スペインが圧倒的なパスワークで終始試合を作っていた。

開始直後から引き気味のドイツ、スペインもスローに試合に入っていく感じだ。
なぜにそこまで引くのか???
欧州選手権のトラウマなのか?思い切っていつもどおりに攻めて欲しかった。
いや攻められなかったのか???
このあたりは専門家の意見を聞いてみたいと思う。

さて、試合を振り返ってみよう。
試合開始直後は無理をせずボールの感触を確かめるようにのんびりとしたパス回し、
ドイツも無理にプレスを掛けるでもなく、一発勝負のトーナメントぽいリスクを負わない入り方だった。

しかし、次第にスペインのパス回しのスピードは速くなり、
ドイツは防戦一方に・・スペインが目を覚ました感じだ。
絶え間なく押し寄せる「赤い波」に向き合う、ドイツ選手の困惑が時間とともに深まるのがスタンドから見て取れた。
2年前の欧州選手権決勝でやられて、その雪辱を期して臨んだ相手に、またも自由にボールをキープされ、最後まで手も足も出させなかった。スペインの点差以上の完勝だった。

この日の2列目はシャビ、イニエスタと、フェルナンドトレスに代わって初先発したペドロ。バルセロナでもチームメートの3人が、息の合った連係を見せ、時よりビジャが縦にスルスルっと抜け出す。
序盤のボール支配率は6割以上。立ち上がりから中盤を完全に制圧した。

しかしドイツも粘り強い主義から得点を許さず前半は0-0で折り返すも、
クローゼは孤立し、エジルは時よりいいプレイをするものの、周りのサポートが足りず次々にボールを失う。
ポドルスキーもシュバインシュタイガーも守備に追われ、攻撃まで手が回らない感じで何とか耐え凌ぐも、後半コーナーキックからのプジョルのガッツあふれるヘディングでスペインが先制すると、ドイツも攻めるしかなくなり攻撃モードに切り替えるも、
スペイン守備陣は最後まで集中力を切らさず1-0で逃げ切った。


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4 コメント

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久々に (魂のヨシ)
2010-07-09 08:44:02
驚きのマッチでした。
サッカーはそうそう点がとれるスポーツではないので、さすがのドイツも先日のアルゼンチン戦のようにはいかないとは思っておりました。
いや~ワールドカップっす!!!素晴らしい!!!おもしれ~!!!
ものすんげ~ヘディング...気持ちいかったなぁ!!!
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大人しいドイツ (やま)
2010-07-09 09:58:45
スタメン11人中7人がバルセロナというのが、このチームの強さを象徴してますね。
ドイツ出だしから大人しかったですね。開始15分ぐらいはガンガンいくと思ったんですが。あれじゃパス好きなスペインは調子にのっちゃいますよね。スペインは前半10分でラッキーと思ったかも(笑)
予選から観ていたんですが、。サイドチェンジの精度や、ボール奪った後のパスの精度、スペインは今大会一番上手いですね。あと、運動量が落ちないのも素晴らしいです。

フィジカル系VSポゼッション系でポゼッション系の勝利。いい流れですね~今後、ビデオ判定等が導入されれば益々ポゼッション系は有利になると思います。
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ですね! (主審)
2010-07-09 12:26:55
>ヨシさん

あんなに一方的になるとは思いませんでした。
相手との力関係やシステムの違いとか、
相性みたいなものもあるんでしょうね。
本当面白いです。
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はいはい。 (主審)
2010-07-09 12:28:30
>やまさん

ほぼバルサでしたね。(笑)
他にもレアルやらアトレチコやら。。
スペインリーグのスタイルがそのままナショナルチームのスタイルになっているんですね。
考えてみれば自然なのかもしれませんね。

みてて楽しいのはポゼッション系ですよね!
カテナチオとかより面白いです。
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