いま、アナログが見直されている・・・という話はかつての音楽の「レコード」ぐらいのお話で、無線通信の世界は何かと効率が良いとか秘匿性が上がるとか多機能だということでどんどんデジタル通信化が進んでいる。
アマチュア無線の世界も同様に、趣味で無線をやってる人間は、団塊の世代が大勢いて、その他は、いいとこ団塊ジュニア世代ぐらいの人達がちょっと多いぐらい。今の若者(笑)はケータイだのスマホだのでコト足りてるという。
無線の世界に脚を突っ込むにしてみても、遠方のラジオを聴こうとすれば、ネット経由で「ラジコ(Radiko)」が使えて苦労いらずだし、どっかに遊びに行ったときに連絡用に・・・と思えば、資格の要らないデジタル簡易無線やら特定小電力無線機などがあるから、敢えて道のりが遠いアマチュア無線を選ばずともお手軽な通信手段はたくさんある訳で、無線や通信に興味を持っても機械いじりが楽しいとかいう方向に進むような話にはなりにくい。
そうは言ってても、アナログ頭のオジサンとしては、出来るだけ新しいモノへの興味は持ち続けたいぞということで、入手したのが受信機メーカーでおなじみのエーオーアール製のデジタル通信対応受信機「AR-DV1」なのである。
写真を上げてもしょうが無いので手間は省かせてもらうけど、第一電波のD-130AMディスコーンを繋いでざっと受信してみた感じは以下の通り。
・そこらで使われているデジタル簡易無線の登録局や免許局への割り当て電波が普通に受信出来ちゃう
だけど受信した音は少々甲高めで、少々音圧が足りない感じ≒薄っぺらいかな?という感じ
(秘話通信受信中にメインダイヤルボタン押してDCR秘話コード入力状態にし、MODEボタン長押しすると5桁の謎の数字を表示をしてくれる裏機能が)
・周辺の環境ノイズには弱い感じで、車載で使った場合はスケルチ深めにしないとガサガサ言う
(SDRだからしょうがないかも)
・デジタルモードを指定選択してスキャンさせるとアナログFM時よりもスキャンが遅い
(モードをAUTOにしてアナログスキャンにしておけば、信号が入ってスキャンが止まった時点からデジタルを判断する)
・デジタル化された166/168MHz帯の放送連絡波が受信出来るかもしれない
(NXDN判定して音を出そうとはしてるけど、秘話がケロケロかかってて聞こえなくないか?(注:聞こえる通信もある)DCRのコード(裏)入力状態で何か考え込む動作はする=ファームウェアに期待)
・当然ながら、デジタル消防無線なんぞは受信出来るわけもなく
(勘違いというか思い込みで買っちゃう人いそう(笑)。M-CELPコーデックのチップ載ってないから聞こえませんよー)
・実は機能性能はファームウェア次第だったりする
(ひょとすると、どんでん返しで大バケする可能性もある。特に、TDMA方式の東京消防庁公共無線なんかはソフトウェア次第)
・AMラジオや短波帯を受信させると、意外や意外、実は感度は悪くなくて思いのほか良く聞こえる
(使うアンテナ次第だけど、普通のアナログ受信機のように使えてデジタル的なケロケロする感じは全くない)
・モードをまたいだスキャンをさせるとスケルチの設定がネック
(デジタル簡易と航空無線を混在させてスキャンさせると分かる。スレッショルドレベルが違うというかノイズスケルチとレベルスケルチの差というか何というか)
・D-STARや八重洲のC4FMなんかは全く違和感なく音を出してくれる
(だけど、上記の通り音圧は足りない)
・SDカードに呪文のような文字列を書いたカラのファイルを入れておくと何かが起きるとか起きないとか
(SDRはこういうのが楽しい)
・デジタル簡易無線の512通りのグループ設定は出来ない
(同じ周波数で出現する局数が多い中で、選択受信が出来ないのは少々つらいかな)
ファームウェアは結構頻繁に更新されているので、アップされ次第対応しておくことをオススメしておく。

参考まで、消費電流を計測したのでメモ。
但し電源電圧は13.5V、菊水実験用電源の電流計の直読。
電源オフから電源ボタンを押して起動させ、AR-DV1オープニング画面の表示中 = 約500mA
スケルチが効いた受信状態かつ無入感時 = 約750mA
FMモードでスケルチオープン、音量最大 = 約900mA
例えば出先で、一般的なシールドバッテリーの12V7.2Ahあたりを使って受信活動をしたら、6時間は遊んでいられるということだな。
アマチュア無線の世界も同様に、趣味で無線をやってる人間は、団塊の世代が大勢いて、その他は、いいとこ団塊ジュニア世代ぐらいの人達がちょっと多いぐらい。今の若者(笑)はケータイだのスマホだのでコト足りてるという。
無線の世界に脚を突っ込むにしてみても、遠方のラジオを聴こうとすれば、ネット経由で「ラジコ(Radiko)」が使えて苦労いらずだし、どっかに遊びに行ったときに連絡用に・・・と思えば、資格の要らないデジタル簡易無線やら特定小電力無線機などがあるから、敢えて道のりが遠いアマチュア無線を選ばずともお手軽な通信手段はたくさんある訳で、無線や通信に興味を持っても機械いじりが楽しいとかいう方向に進むような話にはなりにくい。
そうは言ってても、アナログ頭のオジサンとしては、出来るだけ新しいモノへの興味は持ち続けたいぞということで、入手したのが受信機メーカーでおなじみのエーオーアール製のデジタル通信対応受信機「AR-DV1」なのである。
写真を上げてもしょうが無いので手間は省かせてもらうけど、第一電波のD-130AMディスコーンを繋いでざっと受信してみた感じは以下の通り。
・そこらで使われているデジタル簡易無線の登録局や免許局への割り当て電波が普通に受信出来ちゃう
だけど受信した音は少々甲高めで、少々音圧が足りない感じ≒薄っぺらいかな?という感じ
(秘話通信受信中にメインダイヤルボタン押してDCR秘話コード入力状態にし、MODEボタン長押しすると5桁の謎の数字を表示をしてくれる裏機能が)
・周辺の環境ノイズには弱い感じで、車載で使った場合はスケルチ深めにしないとガサガサ言う
(SDRだからしょうがないかも)
・デジタルモードを指定選択してスキャンさせるとアナログFM時よりもスキャンが遅い
(モードをAUTOにしてアナログスキャンにしておけば、信号が入ってスキャンが止まった時点からデジタルを判断する)
・デジタル化された166/168MHz帯の放送連絡波が受信出来るかもしれない
(NXDN判定して音を出そうとはしてるけど、秘話がケロケロかかってて聞こえなくないか?(注:聞こえる通信もある)DCRのコード(裏)入力状態で何か考え込む動作はする=ファームウェアに期待)
・当然ながら、デジタル消防無線なんぞは受信出来るわけもなく
(勘違いというか思い込みで買っちゃう人いそう(笑)。M-CELPコーデックのチップ載ってないから聞こえませんよー)
・実は機能性能はファームウェア次第だったりする
(ひょとすると、どんでん返しで大バケする可能性もある。特に、TDMA方式の
・AMラジオや短波帯を受信させると、意外や意外、実は感度は悪くなくて思いのほか良く聞こえる
(使うアンテナ次第だけど、普通のアナログ受信機のように使えてデジタル的なケロケロする感じは全くない)
・モードをまたいだスキャンをさせるとスケルチの設定がネック
(デジタル簡易と航空無線を混在させてスキャンさせると分かる。スレッショルドレベルが違うというかノイズスケルチとレベルスケルチの差というか何というか)
・D-STARや八重洲のC4FMなんかは全く違和感なく音を出してくれる
(だけど、上記の通り音圧は足りない)
・SDカードに呪文のような文字列を書いたカラのファイルを入れておくと何かが起きるとか起きないとか
(SDRはこういうのが楽しい)
・デジタル簡易無線の512通りのグループ設定は出来ない
(同じ周波数で出現する局数が多い中で、選択受信が出来ないのは少々つらいかな)
ファームウェアは結構頻繁に更新されているので、アップされ次第対応しておくことをオススメしておく。

参考まで、消費電流を計測したのでメモ。
但し電源電圧は13.5V、菊水実験用電源の電流計の直読。
電源オフから電源ボタンを押して起動させ、AR-DV1オープニング画面の表示中 = 約500mA
スケルチが効いた受信状態かつ無入感時 = 約750mA
FMモードでスケルチオープン、音量最大 = 約900mA
例えば出先で、一般的なシールドバッテリーの12V7.2Ahあたりを使って受信活動をしたら、6時間は遊んでいられるということだな。
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