JF2016Sakubun5

長期研修作文5クラスのブログです。

私のお勧めのアニメ「おおかみこどもの雨と雪」

2016-10-11 16:36:51 | 作文

私のお勧めのアニメ「おおかみこどもの雨と雪」
P.オユノミン

 おおかみこどもの雨と雪は、2012年7月21日に公開された日本のアニメーション映画である。私はちょうど、子供を産んだばかりのときに見たので、すごく印象に残った。

 大学生の「花」は、彼と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす「おおかみおとこ」ということを知ることになったが、花の気持ちを変えないで、一緒に暮らし始めた。雪の日に生まれた姉は「雪」、雨の日に生まれた弟は「雨」と名づけられた。雪は活発で元気な子で、雨は静かな子である。生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持ち、「おおかみこども」だった。感動するときと腹が立つときおおかみの姿になってしまう。そのことを隠しながら、家族4人は都会に暮らし始める。

 幸せな家族だったが、父であるおおかみおとこが突然、死んでしまう。取り残された花は、「2人をちゃんと育てる」と心に誓(ちか)う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、厳しくても豊かな自然に囲まれた田舎に引っ越すことを決めた。そこで花が選んだのは、古民家である。おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は内気な雨は馴染(なじ)めない。そんな子供たちを見守りながら、暮らし始める。雪と雨が人間とおおかみの姿を自由に変化させながら駆け回(かまわ)る。一方で、おおかみおとこが残したわずかな貯金(ちょきん)に頼(たよ)る生活には不安もあった。節約(せつやく)のため、花は自給自足の生活を試(こころ)みる。移動図書館で自家(じか)菜園(さいえん)の本を借りて独学(どくがく)で畑を始めるが、種苗(しゅびょう)は実を結ばず枯れていくばかりである。失敗を繰り返す花のもとに、近所の人たちが折々(おりおり)にたずねてくるようになった。畑の野菜も、近所のおじいさんの指導のおかげで順調に育ち始める。3人で引っ越ししてきたが、いつの間にか近所の人たちにお世話になっている。

 その後、雨と雪は順調に育ち、二人とも小学生になる。学校に馴染(なじ)めなかった雨は、森に通うようになり、森の主と、雪は学校でなんとかやっていき、転校生の草平と仲良くなる。ここで、「オオカミ」として生きたい雨と、「人間」として生きたい雪の間でズレが生まれる。ある日、森の主に会いに行くために、雨は家を抜け出す。花は雨を追いかけるが、石から落ちて気絶(きぜつ)する。雨は花を安全な場所に連れて行き、「オオカミ」として生きることを決め、別れる。ちょうどその日、雪が学校にいるとき台風が来て、花が雨のため山へ行って、迎えに来なかったので、転校生の草平と一緒に学校に泊まる。そこで、草平は雪に家庭の辛い経験を、雪は草平におおかみであることを伝えて、秘密を共有する。雪は、信頼できる人間を見つけたので、「人間」として生きることを決める。雨は森で生活し、雪は中学のために寮に入る。花は、山の家で一人で生活をする。

 アニメがあまり興味ない人も最後に「花」が「雨」に言ったひとことで涙があふれる。特に子供を持っている人は涙が止まらないかもしれない。人間か狼かを子供に選択させるために田舎へ行くのは自分のことを全く自分のことを犠牲にした。それなのにやがて子供は母親から離れる。それが悲しすぎる。夫が突然死んでしまったから2人の赤ちゃんを育てるのが大変そうで、ちょうど出産したばかりで、気持ちが柔らかくなっていた私は、花のことをかわいそうに思った。でも、2人の子をちゃんと育だて、しっかりと生活を支えた「花」は強すぎる。それから親子愛と子育てと自立の話になっていく。母親「花」が子供達を見る目が優しすぎる。
 
 日本語が分からなくても動画は分かりやすいので、誰でも理解できるので、お勧めしたいと思う。

 みなさん、ハンカチを準備して、是非見てみてください。

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
母親として (fumi)
2016-10-11 17:22:34
見たいと思っていたのにまだ見ていないアニメだったので、紹介はとてもおもしろかったし、ますます見たくなりました!
人間か、オオカミか…というほどではないけれど、自分の子どもがどちらの道に進むか、どちらの道を選ぶか、という時、母親って、黙って見守るか、口を出すか、すごく迷います。本当に花は偉い!…母親として、いろいろ反省しました (^^)
返信する
せつない… (しの)
2016-10-12 15:08:27
私も見たことがあります。なんだかすごく「せつない」な~と思いながら見ました。悲しい、つらいけど、どうしようもない。人生にはそういう選択をしなければいけないことが何回かあるんですよね、だれでも。
返信する
母親の愛情 (チュー)
2016-11-23 11:18:49
私も見たことがあります。母親のことをかわいそうに思って、泣きましたよ。
返信する
母というのは (ウェウェ)
2016-11-24 00:19:07
私3回ぐらい見たことあります。
見るたびにも泣いてしまいます。
母の愛情も感じられます。
私なら大丈夫かなあ!!!
我慢できるかなあ!!!という考えも入ってしまいます。
返信する
母の愛 (ピセイ)
2016-11-26 13:10:21
面白いドラマーですね。
私の母の人生も似ている感じています。
私の母は、3人の子供のために、1人で大変頑張っていました。私は、小さいごろから今までも、母のことをいつも恋しています。
私も、今 お母さんのために、一生懸命頑張っています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。