日聴紙&季刊みみ(MIMI)編集部だより

(財)全日本ろうあ連盟が発行する機関紙の情報と編集部からのメッセージを発信します。 

日聴紙4月号のお知らせ

2011年03月26日 | 日本聴力障害新聞

日聴紙4月1日号の編集作業を22日に終え、昨25日に編集部に納品されました。

 

震災関連の情報は、4面分に掲載しております。

被災地の情報は日々更新されていくので最新ではありませんが、

被災地の聴覚障害者協会や連盟本部の初動の様子と、問題点をまとめています。

今後の被災地への支援と、各地域での防災基盤整備のお役に立てれば幸です。

 

他にも、各地のニュースをはじめ、最近流行りの詐欺の手口に関する情報、青年の主張、人工内耳装着者の体験談等が載っていて、読み応え十分。

  

なお、通常、購読ご希望の方には、初回のみ見本紙を無料でお送りしていますが、

震災に対応する様々な事情により、この2011年4月号の見本紙の在庫はありません。

見本紙ご希望の方には、2011年3月号以前のバックナンバーをお送りしますことを、

ご了解下さい。

4月号からの購読を申し込まれ、購読料のご入金が確認できた方には、

後日、4月号を発送させていただきます。

こちらも在庫限りとなりますことを、ご了承ください。

読者到着は3月末(3月29日~31日)になります。

被災地にも発送いたしますが、配達できず後日返送されてくる場合もあります。

被災地域にお住まいの読者の方で、お届け先の変更がある方は、下記までご連絡下さい。

購読の申し込みもこちら↓です。

 

メールアドレス jdn@jfd.or.jp

 

本紙編集部 FAX:075-441-6147  TEL:075-441-6079

 

各都道府県の聴覚障害者協会  http://www.jfd.or.jp/about/kamei

 

 

 


FMわぃわぃHPで、避難所の聴覚障害者への支援呼びかけ

2011年03月22日 | 東北地方太平洋沖地震

被災外国人の方々に災害関連情報を提供している多言語放送局「FMわぃわぃ」さんが、

ホームページのトップに「避難所での聴覚障害者に対する支援のお願い」を表示して下さいましたー!

http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=1072

 

(下記「FMわぃわぃ」HPより、抜粋)

「FMわぃわぃ は日本人と外国人という単一的な切り口で地域とかかわろうとしているのではありません。地域社会には多様な人達が暮らしています。その中には外国籍の人もいます。お年寄りもいます。身体に障害を持った人もいます。FMわぃわぃは、それぞれが互いを認め合い、そして助け合いながらともに暮らしていける豊かなまちづくりをめざして放送を続けています。」

  


写真の提供を!日聴紙&みみからのお願い

2011年03月21日 | 日本聴力障害新聞

全日本ろうあ連盟の機関紙・「日本聴力障害新聞」と「季刊みみ」編集部では、

被災地のろう者(聞こえない人)や手話関係者の写真を下記のように募集します。

あなたが撮った写真をご提供ください。ご協力をお願いいたします。

 

                                                      《記》

 

①写真は日本聴力障害新聞や季刊みみに掲載する場合があることを写っている人に伝えて下さい。

②写真は携帯電話の写メールのものでも結構です。

③写っている人のお名前、居住地、ろう者か健聴者(聞こえる人)かどうかをきいてメール本文などで編集部にお伝え下さい。

④撮影場所(例:○○県○○市○○避難所など)と日時を明記して下さい。

⑤撮影したときの様子や、写っている人からのメッセージがありましたら、短くても結構ですので、メール本文などでお伝え下さい。

⑥撮影者の住所・電話・ファックスなどの連絡先を明記して下さい。(写真使用の場合は薄謝を予定しています)

 

※なお、財団法人全日本ろうあ連盟では、個人個人の方の安否情報の受付やお問い合わせには対応しておりません。ご理解いただきたくあらためてよろしくお願い申し上げます。

 

 メールの送付先:jdn@jfd.or.jp (日本聴力障害新聞・季刊みみ編集部)

 〒602-0901 京都市上京区室町通り今出川下ル 繊維会館1階 (財)全日本ろうあ連盟京都事務所

 電 話:075-441-6079

  FAX:075-441-6147


3月19日の『目で聴くテレビ』災害放送情報

2011年03月19日 | 日本聴力障害新聞

3月19日(土)も、午後2時~3時と午後6時~6時45分に、

NHK総合テレビの災害放送(音声解説付)に手話と字幕を付けて、

CS放送とインターネットで配信します。

 

インターネット配信は、「目で聴くテレビ」のホームページの

トップページ左側にある「緊急災害放送」のボタンをクリックすると、

見ることができます。

「目で聴くテレビ」のホームページのURLは次の通りです。

1.パソコンご利用の方・・

 URL http://stream3.astem-co.co.jp/em/em.html

2.アイフォン・アイパッドをご利用の方・・・

 URL http://www.ustream.tv/channel/目で聴くテレビ

 

また、午後6時45分~7時30分は、CS放送とインターネット配信で、

「目で聴くテレビ」オリジナル災害放送をお送りします。

CS放送をご視聴の方は、PIP機能を解除してごらんください。

引き続き、震災に関して各地から集まっている障害者関連の情報を

紹介いたします。

 

なお、インターネット配信は、7時30分の放送終了後、再放送があります。

ぜひ、お知り合いの方にもお知らせいただきますよう、お願いいたします。

 

また、今回の「目で聴くテレビ」オリジナル災害放送のオンデマンド配信を

始めました。

 

USTREAM(ユーストリーム)の

medekikutvページ

  http://www.ustream.tv/discovery/live/all?q=medekikutv

よりお入りいただき、「過去のライブ」の部分をクリックしてください。

 

オンデマンド配信「過去のライブ」のURLは、http://www.ustream.tv/recorded/13394352 です。

 

なお、このオンデマンド配信は、アイフォン・アイパッドでは見ることはできません


3月19日(土)~21日(月)の連盟事務所臨時開所について

2011年03月18日 | 日本聴力障害新聞

19日(土)~21日(月)、全日本ろうあ連盟の各事務所は、

下記のように臨時に開所します。

 

 

【本部事務所】

20日(日)午前9時~午後9

 

【京都事務所】

19日(土)午前9時~午後5

 (但し、午前9時~12時はFAXのみの対応になります)

20日(日)・21日(月)両日とも

 午前9時~午後5

 

※臨時体制のため、つながりにくい場合があります。

 あらかじめご了承ください。

 

事務所が入居するビルの開館時間や臨時体制のため、

上記のようになりますこと、ご理解、ご協力のほど、

よろしくお願いいたします。


海外からの問い合わせがありましたら・・・・

2011年03月18日 | 東北地方太平洋沖地震

海外のろうあ団体からも、ろうあ連盟にいろいろな問合せが届いているので、

対応用の英語文書を作成し、発信しています。

 

We would like to express our sincere gratitude to all of you for showing your kindly concerns and condolences in the extremely difficult time.

We continue gathering information about deaf people and support for them.

We are providing the information on our website. Please accept

our apology for the information being currently only written in Japanese.

We will put information about donation on our website in English later.

We would deeply appreciate your patience and persistence.

We cordially ask you to refrain from contacting directly to the disaster-stricken area about donation and volunteer.

Thank you for understanding.

 

<和訳>

今回の被災にあたって、皆様からのご心配とお見舞いに深く感謝申しあげます。

私たちは、被災されたろう者と彼らのための支援に関する情報収集に全力を尽くしております。

これらの情報は、ウェブサイトに掲載しております。

現在は、日本語のみになっていることをお詫びいたします。

後日、義援金に関する英語の情報を掲載いたします。

どうかしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

なお、被災地へ直接、義援金やボランティアについて問い合わせることはお避けください。

ご理解よろしくお願いいたします。


3月18日の『目で聴くテレビ』災害放送情報

2011年03月18日 | 東北地方太平洋沖地震

3月18日(金)、午後2時~3時と午後6時~6時45分に、

NHK総合テレビの災害放送に手話と字幕を付けて、CS放送とインターネットで配信します。

この災害放送には、視覚障害者の皆さま対象に音声解説が付いています。

 

インターネット配信は、

「目で聴くテレビ」のホームページのトップページ左側にある「緊急災害放送」のボタンをクリックすると、

見ることができます。

「目で聴くテレビ」のホームページのURLは次の通りです。

1.パソコンご利用の方・・・URL http://stream3.astem-co.co.jp/em/em.html

2.アイフォン・アイパッドをご利用の方・・・URL http://www.ustream.tv/channel/目で聴くテレビ

 

また、午後6時45分~7時30分は、

CS放送とインターネット配信で、「目で聴くテレビ」オリジナル災害放送をお送りします。

CS放送をご視聴の方は、PIP機能を解除してごらんください。

引き続き、震災に関して各地から集まっている障害者関連の情報を紹介いたします。

 

なお、インターネット配信は、7時30分の放送終了後、再放送があります。

明日もぜひ「目で聴くテレビ」の災害放送をごらんください。

また、お知り合いの方にもお知らせいただきますよう、お願いいたします。


被災したろう高齢者を受け入れます

2011年03月17日 | 日本聴力障害新聞

聴覚障害者の専門施設がメンバーとなっている「全国高齢聴覚障害者福祉施設協議会」では、

被災されたろう高齢者など、施設での保護が必要な方受け入れの準備を進めています。

該当する方がおられましたら、下記、聴覚障害者災害救援中央本部までご連絡を!

(財)全日本ろうあ連盟 本部事務所 災害救援基金運営委員会事務局
 〒162-0801 東京都新宿区山吹町130 SKビル8F
 TEL: 03-3268-8847 FAX: 03-3267-3445
 E-mail:
info@jfd.or.jp


NHK生字幕放送のスケジュール

2011年03月17日 | 東北地方太平洋沖地震

 

HKは以下のスケジュールで生字幕放送を行っています。

聴覚障害者および音が出せない場所にあるテレビの視聴のとき、

ぜひ、「字幕ボタン」をオンにしてみてください。

 

NHKの生字幕放送

(1)おはよう日本7時台(全中) 7:00-7:55

(2)「あさイチ」内中断ニュース 9:00-9:10

※通常の5分間から10分間に拡大

 

(3)正午ニュース(全中)    12:00~12:55

(4)1300ニュース      13:00-14:00

(5)1700ニュース      17:00-18:00

(6)ニュース7         19:00-20:00

※放送時間が1時間以上でも、1時間で字幕は終了

 

(7)ニュースウオッチ9     21:00-22:00

※放送時間が1時間以上でも、1時間で字幕は終了

 

このほか、「あさイチ」にも字幕がつきます。


昨晩、震度6強! 静岡の状況は?

2011年03月16日 | 東北地方太平洋沖地震

静岡県聴覚障害者協会より、

静岡県東部地域にある3協会に安否確認を行った結果が届いていますので、お知らせします。

 

【静岡より】

昨夜(15日)22:31ごろ、静岡県富士宮市を震源とする震度6強の地震がありました。

発生直後は携帯が通じず、翌朝(本日)携帯メールにて安否確認を行いました。

 

富士宮市の人たちは縦揺れがひどく、電柱が倒れたことによって停電も起き、

暗い中、余震が続いてたいへん怖かったそうです。

 

芝川町ではスト―ブがずれたり、2階の襖が倒れる、

落下物などがありましたが、けが人はなく大丈夫とのことです。


被災地との連絡状況についてのお願い

2011年03月16日 | 東北地方太平洋沖地震

被災地との連絡状況について、全日本ろうあ連盟より

皆様にお願いがあります。

 

①現在、本部事務所に被災地の皆様の安否確認について

個別に連絡・問い合わせをいただいていますが、

当連盟からは、被災地のろう協会と事実確認を

行なえたものみHPに掲載していきますので、

ご理解をお願いいたします。

また、個別に被災協会へ安否確認を行うことは控えて

くださるよう、周知徹底のほどよろしくお願いいたします。

 

多くの方々から救援活動についての問い合わせを

受けておりますが、現段階は救命活動がメインであり、

まだ現地に入れない状況です。

個別で現地に行くことは控えて下さい。

厚労省とも相談をしましたが、まだ現地に入らない方が

よいと言われています。それは受け入れ側の態勢が整って

いないためです。

各自治体でも派遣チームを結成しているのですが、

受け入れ先との調整が難航しています。

 

③現地協会へ災害義援金や災害ボランティア等についての

連絡は控えて下さいますよう周知徹底のほど、

よろしくお願いいたします。

当連盟本部事務所が取りまとめを行う予定です。

追ってご連絡致します。

 

 

引き続き、メール・電話・FAXにて各地の状況を当連盟に

お知らせ下さるよう、

ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


宮城からの声

2011年03月16日 | 東北地方太平洋沖地震

宮城県の手話通訳者の宮澤典子さんより、

宮城県の聴覚障害者の情報および、現地対策本部の状況がおくられてきました。

下記ご紹介します。

 

【昨日15日までの宮城の様子】

 

地震発生から5日目となりました。

仙台市内など、被害の少なかったところでは、電気が復旧する所も増えてきました。

しかし都市ガスの復旧には1か月かかるようです。

 

本日(15日)も、各地の会員の協力を得て、安否確認を続けました。

 

本日(15日)までの結果は、

全会員627名中、

生存確認333名。

未確認293名。

行方不明1名。

 

避難所のリストが更新されました。

宮城県域では、全608か所のうち5か所を確認し、

そのう3か所に聴覚障害者がいます。

 

また仙台市域では全312か所中22か所を確認し、

そのうち6か所に聴覚障害者が避難しています。

 

相変わらず沿岸部の安否確認が進みませんが、

津波に襲われた石巻市(仙台市から車で1時間半くらいの港町)では、

やっと水が引いて、孤立していた方々が移動できるようになりました。

 

その地域のろう協役員さんご夫婦が、対策本部にやってきました。

 

ご主人は仕事中に地震が発生し、急いで近くの高台に避難しました。

水があるうちはそこから移動することができず、15日朝、ようやく水が引き自宅に帰れたのだそうです。

奥様は半分あきらめていたとのこと。

本当に良かったです。

 

携帯電話の基地局が破壊され携帯メールが通じなかったため、奥様に状況を連絡することができなかったのです。

 

とにかく安否確認を進めるためには、現地を回ってくるしかありません。

 

そこで本日(15日)、県の危機対策課と交渉し、「災害派遣等従事車両証明書」をはっこうしてもらいました。

有効期限10日間ですが、これがあれば、一般車両立入禁止のところにも入れます

し、ガソリンも優先的に給油できるそうです。

やっと、16日から現地回りをすることができます。

そのために、会員の住所と避難所のリストで回るコース等の準備をしました。

 

一方、安否確認者の名前を複数のHPに掲載されていることによる、混乱も起きています。

各人良かれと思って動いていることか、うまくリンクせず、齟齬を修正するための作業に思いのほか時間がとられますす。

 

ようやく活発に動けるような気配ですか、今日明日は冷たい雨に見まわれました。

放射能の問題も懸念される黒い雨です。

 

どうかひどくなりませんようにと祈りながら、明日も頑張ります。

 

静岡でも大きな地震がありましたね。どうか、これ以上被害が出ませんように。


福島第一原発避難指示(3月15日18時現在)

2011年03月15日 | 東北地方太平洋沖地震

福島第一原発の爆発事故により、周囲の放射線の数値が上がっています。

現場から半径20キロ圏内からの避難と、半径20キロ~30キロ圏内は屋内待避の指示が出されています。

国は付近に住む人に対して、下記の注意も呼びかけています。

①できるだけ外出しない

②ドアや窓をしっかりと閉める

③エアコンや換気扇を使わない

④正確な情報を得ること

・・・・・・

これらの重要な注意も、情報が伝わらなかったら意味がありません。

テレビ局や行政は、聴覚障害者にわかる方法で情報発信を心がけて!

 

 


『目で聴くテレビ』で緊急災害放送を実施中!

2011年03月15日 | 東北地方太平洋沖地震

手話と字幕付で放送される『目で聴くテレビ』は、

地震が発生した3月11日から緊急災害放送を行っています。

これはインターネット配信でも視聴することができます。

 

本日3月15日(火)は、

午後1時~2時と午後6時からの2回です。

「目で聴くテレビ」ホームページの左側のリンクからどうぞ。

 http://t.co/fSpnjMM

 

 

今日のNHKニュースは、朝からずっと福島第一原発の状況について報道しています。

ニュースの中で何度も出てくる「マイクロシーベルト」という言葉について、下記、少し解説を加えます。

「シーベルト」とは、人が体の外から放射線を浴びたり、体の中に放射性物質を取り込んだりした時の被ばくの程度を表す単位です。

1シーベルト=1000ミリシーベルト

1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト

ICRP=国際放射線防護委員会は、一般の人の1年間の被ばく限度量を

「1シーベルトの1000分の1に当たる1ミリシーベルト以下に抑えるべきだ」と勧告しています。

福島第一原子力発電所の敷地境界付近で、

12日午後3時29分に測定された放射線は、1時間に1015マイクロシーベルトで、

これは一般の人の被ばく限度量を1時間で超えてしまうことを意味しています。