日聴紙&季刊みみ(MIMI)編集部だより

(財)全日本ろうあ連盟が発行する機関紙の情報と編集部からのメッセージを発信します。 

福島第一原発避難指示(3月15日18時現在)

2011年03月15日 | 東北地方太平洋沖地震

福島第一原発の爆発事故により、周囲の放射線の数値が上がっています。

現場から半径20キロ圏内からの避難と、半径20キロ~30キロ圏内は屋内待避の指示が出されています。

国は付近に住む人に対して、下記の注意も呼びかけています。

①できるだけ外出しない

②ドアや窓をしっかりと閉める

③エアコンや換気扇を使わない

④正確な情報を得ること

・・・・・・

これらの重要な注意も、情報が伝わらなかったら意味がありません。

テレビ局や行政は、聴覚障害者にわかる方法で情報発信を心がけて!

 

 


『目で聴くテレビ』で緊急災害放送を実施中!

2011年03月15日 | 東北地方太平洋沖地震

手話と字幕付で放送される『目で聴くテレビ』は、

地震が発生した3月11日から緊急災害放送を行っています。

これはインターネット配信でも視聴することができます。

 

本日3月15日(火)は、

午後1時~2時と午後6時からの2回です。

「目で聴くテレビ」ホームページの左側のリンクからどうぞ。

 http://t.co/fSpnjMM

 

 

今日のNHKニュースは、朝からずっと福島第一原発の状況について報道しています。

ニュースの中で何度も出てくる「マイクロシーベルト」という言葉について、下記、少し解説を加えます。

「シーベルト」とは、人が体の外から放射線を浴びたり、体の中に放射性物質を取り込んだりした時の被ばくの程度を表す単位です。

1シーベルト=1000ミリシーベルト

1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト

ICRP=国際放射線防護委員会は、一般の人の1年間の被ばく限度量を

「1シーベルトの1000分の1に当たる1ミリシーベルト以下に抑えるべきだ」と勧告しています。

福島第一原子力発電所の敷地境界付近で、

12日午後3時29分に測定された放射線は、1時間に1015マイクロシーベルトで、

これは一般の人の被ばく限度量を1時間で超えてしまうことを意味しています。