日聴紙&季刊みみ(MIMI)編集部だより

(財)全日本ろうあ連盟が発行する機関紙の情報と編集部からのメッセージを発信します。 

耳の日には季刊みみを!

2012年03月05日 | 季刊みみ

3月3日が過ぎたので、お雛様は片づけました。

耳の日もすぎましたが、引き続き、季刊みみをよろしく~。

 

 

明日は3月3日、おひな祭り&耳の日です。

耳の日と言えば、季刊みみの日…ということで、季刊みみ133号と134号をあらためてご紹介しまーす。

まず、133号から。

 

 

【133号】

 

特集テーマは『守れ!ろう児の教育環境』

 

ろう児にとって望ましい教育環境を、ろう学校の卒業生、インテグレート経験者、ろう学校の教師、研究者、様々な立場から提言いただきました。

結果、コミュニケーション力と日本語力、この二つを身に付けることが課題として浮かび上がってきます。

しかし、そもそも、なぜこの力を身に付けなければならないのか?

また、現状はどうなっているのか?

それらのポイントを押さえることができ、望ましいろう教育を考える上でヒントになる特集です。

ろう者はもちろん、ろう教育関係者、聴覚障害児の保護者の方にはぜひお読みいただきたい一冊です。

 

『道』は熊本の松永朗さん。

ろう者の城・熊本ろうあ会館を、熊本のろうあ運動を、守り続ける“肥後もっこす”の生き様をご紹介。

 

 

【134号】

 

 

 

この号は特集が二つ。

 

一つ目は、4年に一回開かれる、ろう者の国際的な大会、世界ろう者会議です。

 

今回は昨年7月、南アフリカで開かれた第16回世界ろう者会議の模様を紹介しています。

アフリカで初めての世界会議は、現地の治安等、不安材料はいくつかありましたが、

パワフルで民族色豊かな開会式に始まり、分科会や会議もスムーズに流れ、成功裡に終わりました。

国の習慣も違うけど、手話を使っているというだけでこの親近感、この連帯感!

世界会議に参加すると、世界中のろう者とのつながりが感じられ、勇気と元気がわいてきます。

これぞまさしくろう者のパワースポット。

 

二つ目の特集は129号に続く「死と向き合う」の第二弾。

 

昨今の葬儀事情の一部を紹介しています。

世界会議が「陽」ならこちらは「陰」。

バランスが取れているというか、なんとも対照的ですねー。(^_^;)

 

調べてみますと、まあいろいろな葬儀サービスがあります。

ネットで墓参りのHPでは、煙が立ち上るお線香の動画もあり、その配慮の細かさに驚きました。

葬儀や法要への手話通訳派遣のアンケート結果もご紹介。

全体の一部へのアンケートでしたが、アンケートの自由記述から、家族との最後のお別れの時ですら情報やコミュニケーションから遠ざけられるろう者の姿が浮かび上がりました。

情報・コミュニケーション法の制定があらためて強く望まれる特集です。

 

『道』は神奈川の黒信幸さん。

トレードマークの笑顔がまぶしいです。

 

 皆さまぜひぜひ、ご購読を!

 

季刊みみの御注文は、

 

全日本ろうあ連盟加盟団体http://www.jfd.or.jp/about/kamei

 

または季刊みみ編集部jdn@jfd.or.jp まで


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1 コメント

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ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-09 05:09:29
はじめまして!ノヽ口―_φ(゜▽゜*)♪ 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*
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