日聴紙&季刊みみ(MIMI)編集部だより

(財)全日本ろうあ連盟が発行する機関紙の情報と編集部からのメッセージを発信します。 

8月号発行

2013年08月02日 | 日本聴力障害新聞

夏真っ盛り!ですね。

いかがお過ごしですか?

夏のレジャーや味覚を楽しんでいますか?

上の写真は、20年に1度のご遷宮(せんぐう)でにぎわう伊勢神宮のお白石持ち(おしらいしもち)行事です。

正殿(せいでん)に敷く白い石を領民が奉納するため、川引きしています。涼しそう~

 

さて、今年の夏の話題と言えば、ろう者スポーツの最高峰であるデフリンピック!

ブルガリアのソフィアでは今、熱い闘いが繰り広げられているところです。

日聴紙での詳細紹介はもう少し先になります。

 

 8月号は、まず、11月に東京で開催する「情報アクセシビリティフォーラム」をPR。

聴覚障害者の側から、情報を見てわかるように伝えるためにはどのような工夫や配慮が必要か?ということを発信します。

聞こえる聞こえないに関係なく、大切な取り組みです。

今から多くの人に参加を呼びかけて、理解と情報を広めて行きましょう。

 

6・7面では、テレビの中でもCMへの字幕挿入の取り組みを進めている団体や企業が、

これまでの経過と今後の課題をまとめて発表する勉強会をおこなった様子や発表内容をご紹介しています。

そういえば過去、日聴紙で連載していた「CMさんぽ」が、好評を得ていました。

番組はもちろん、CMの音声情報も文字で表示してほしいという気持ちを我々はずっと持ち続けていましたもんね。

その思いに気付いて取り組む企業が増えつつあり、今後が楽しみですね。

 

最終面は、日本で最初に設立された京都の手話サークル「みみずく」が50周年を迎えたことをお知らせしています。

一人の看護師さんとろうの患者さんとの出会いから生まれた「みみずく」。この出会いと気付きがなかったら、今頃、日本の手話の広まりはどうなっていたのでしょうね。

一期一会という言葉の重みを感じます。

(編集長の動画はこちらhttp://jdn.jfd.or.jp/