乗れないおやじライダーの日常

趣味のバイクに乗りたくても・暇なし・金なし・理解なしの三重苦に喘ぎながらなんとか乗ろうとしているおやじの日々の記録。

菊池直子

2012年12月21日 22時15分23秒 | テレビ考
ドキュメンタリーとして、先ほどオウム真理教の菊池直子の逃亡生活をやっていました。
でもこれって、あまり内容が無かったように感じました。
普通の女性として作りすぎてるんじゃないのかなぁ?

いや、それが悪いとは言わないんだけど、あれじゃ教団に利用された哀れな女性でしかないよ。
もう少し掘り下げて、洗脳された闇みたいな部分が知りたかったですね。
ドラマの最後で「麻原は嫌いです。でも教団の教えは間違っていないと思います」と言ったところくらいかな。

政治や宗教が背景にある事件は、多くの場合は確信犯なわけですが。
ああ。確信犯て多くの人が誤解していますけど「自分が悪いと知っていながら犯罪を行う人」ではありませんよ。
「世の中ではなく、自分のしている事が正しい」と「確信している」犯罪者を言うのです。

菊池直子の最後の台詞ですが、まさにオウム真理教が一連の事件で世の中を騒がせていたときに、瀬戸内寂聴さんが「一般信者が一心不乱に修行している姿は、他の修行僧の姿と変わらない」と言ってたのですが、それに近いものだと思います。

彼女は教団の幹部として、洗脳されていたわけですが、その教典を盲目的に信仰していた、更にそれが今も続いているという事でしょう。

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