そして、日に日に日本人兵士たちは、痩せ細り、ついに命を落としてしまう人まで出てきたのです。ナヴォイ劇場建設に携わった部隊も、例外ではありませんでした。兵士たちの口からは次々と弱音が吐かれます。
「もう無理です。もう働けません・・・」
それでも、日本人上官は、自らも痩せ細った身体で毅然として言いました。
「我々は戦争中に多くの町を破壊してきた。今度は誰かのために新しいものを作ろうではないか。いいか、たとえどんなに過酷な状況であろうとも、我々は決して日本人として誇りを失わずに、この地に世界一の劇場をつくるんだ!」
劣悪な環境下、絶望的な状況の中で、彼らを支えたのは「日本人としての誇り」だったのです。
勇気をくれる日本史
誰も知らない偉人伝
白駒 妃登美著
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感動と感謝でいっぱいになります。
日本人の誇りと、世界情勢を見る目を養って
いけたらと思いますね。
一人一人の小さな一歩で大きなエネルギーが
生まれると思います。
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