古本買ってます。
『 罪の声 』、1巻2巻。
いやぁ懐かしいにつきます。
あの『 グリコ・森永事件 』をベースにしたサスペンスもの。
元は小説で映画にもなっているんですね、知らなかった。
『 かい人21面相 』、俺らの世代では知らぬ者はいないでしょう。
昭和59年~60年頃の事件ですから俺は高校生でしたね。
江崎グリコの社長を誘拐、身代金要求はしたが社長は自ら逃げ出して身代金は支払われなかったとされているが。
江崎グリコへは脅迫や放火事件などが続いており、その後同一犯かはわからないが、丸大食品、ハウス食品、不二家、駿河屋(和歌山の和菓子屋)と脅迫が続いただが、脅迫金は要求されるも受取場所には現れなかったという。
その後青酸カリ入りのお菓子が店頭に置かれ、脅迫がされたとはされている。
「寝屋川アベック襲撃事件」もこの犯人たちの仕業とされており、誘拐、脅迫、放火、毒物、傷害と多種な犯罪を重ねたが、捕まることはなく次々と時効を迎えた。
日本では「3億円強奪事件」とともに未解決の事件として犯罪史に残るものとされている。
そんなグリコ・森永事件を軸とした物語になっているのだが、まぁちょっとコアすぎて読んでいると疲れる感はあるけど、面白い作品ですね。
全3巻か、古本屋さんめぐっていますけど、3巻無いんだよなぁ。