昨日試合後に挨拶もあり、いよいよ彩艶が旅立った。
レンタル移籍というのが少し納得いかないが、クラブとしてはしっかり移籍金をもらいたかったし、彩艶にとっても帰るところがあるところがあるということがいいのか悪いのかと思うところでもある。
移籍先のベルギー・ファースト・ディビジョンA(ジュピラー・プロ・リーグ)『シント=トロイデンVV』というクラブはどういったクラブなのか。
ベルギーのリンブルフ州シント=トロイデンを本拠地とするクラブで、ベルギーリーグランキングとしては中より下の18クラブ中で10位より下をうろうろの成績のようだ。
昨日挨拶の中で彩艶も日本人が多いクラブと話していた。
以前は関根貴大や遠藤航も在籍歴があり、ほかにも冨安、鎌田、香川なども在籍していた。
現在は、シュミット・ダニエル(前ベガルタ)、橋岡大樹(前浦和)、 小川諒也(前ヴィトーリア(前々FC東京))、伊藤涼太郎(前新潟)、 山本理仁(前G大阪)、林大地(前鳥栖)、岡崎慎司(あちこち)などが在籍している。 とにかく日本人が多い。
ベルギーリーグの外国人規定を調べてみると面白い規定だった。
ベルギー一部リーグにいわゆる外国人枠はなく、公式戦においてベルギー国内の育成選手(国籍とは言っていない)を6人の登録、あとは規定がない。
お安めで働きのよい日本人は絶好の獲得選手になっているようだ。
さらにはシント=トロイデンVVのクラブオーナーは日本企業のDMM.comだということもある。
移籍先の選手状況はどうなのか。
彩艶はここでもすぐにスタメンとはいかないようだ。
クラブでは5人目のGK登録選手となり、日本人では代表歴もあるシュミット・ダニエルがいる。
他のGKがどんな選手たちで、シュミット・ダニエルも含めて彩艶がどのレベルなのかはわからないが、浦和での2番目の立場よりも厳しくなっているかもしれない。
ベルギーリーグはDAZNでも中継があるので、彩艶の活躍を見ることを期待したい。
新地で力を見せ、そして力をさらにつけてくれ。
がんばれ、彩艶!