大相撲春場所の中止が発表された。
野球賭博問題から発覚した八百長事件に際しての相撲協会の判断からだ。
薬物問題やら野球賭博問題では、場所の中止はないものの対象力士の出場停止と解雇で逃げ切った感だった。
昔から言われていた八百長、星のやり取りについては、何度も騒がれたが、そのたびに決定的な証拠がないと逃げ場があったと言っていいでしょうね。
それが今回は証拠が出たため、逃げ場がない状態になった訳です。
十両幕下から名前が上がってますけど、幕内や上位に絶対無いかというとこれも怪しいもの。
疑惑力士には携帯電話や預金通帳の提出を求めているとのことですが、薬物問題の時のように全力士の徹底調査の必要性があるかもしれないですよ。
国技と言われて世の流れから断絶されている大相撲が改革できるかってーと、たぶん無理でしょうね。
(正式には日本に国技と制定されているものはありません)
大相撲って、『 相撲道 』なんです。
柔剣道や書道華道茶道と同じく『 道 』を極めしものであり、見るものはその極められた『 道 』に感動するものなんですよね。
中でも『 相撲道 』はもっとも『 新技体 』を言われるものだと思うんだけどね。
興行になってしまっているから、『 相撲道 』はなくなったのかね。
栃東関が引退してからは、ほとんど見なくなった大相撲だけど、俺に限らず世間の相撲離れが加速するんじゃねーのかな。
ちなみに。
八百長の由来は、八百屋の長兵衛の通称で、囲碁仲間の大相撲の年寄伊勢ノ海五太夫に自分の店の商品を買ってもらうためにわざと負けてご機嫌をとっていたことからだと昔落語で聞きました。
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