浦和 0-1 神戸
交代:エジミウソン→高崎寛之(74分)、梅崎司→エスクデロ セルヒオ(85分)
メンバー
GK:都築龍太
DF:坪井慶介、堀之内聖、堤俊輔
MF:平川忠亮、山田暢久、細貝萌、相馬崇人
FW:梅崎司、エジミウソン、永井雄一郎
SUB:山岸範宏、近藤徹志、内舘秀樹、西澤代志也、岡野雅行、エスクデロ セルヒオ、高崎寛之
まぁ、監督代わってすぐ結果が出るとは思わなかったけどね。
それにしてもGKを含めてディフェンスがボロボロ。
なにをどうしたらこんなにひどくなるわけよ?
とにかくアホみたいにすべてのボールは1度センターバックに戻す。
これ、闘莉王がいるときに普通にやっているプレイだけど、相手だってアホじゃない
んだから後ろ回したときにボール取りに来るよ。
しかも相手は全員ではなく、足の速いFWの選手だけしか出てこないから、向こうの中盤以降はしっかりとしたままで、うちが後ろで形を作って前線へと言うプレイができるわけでもない。
なにしろすべてがボールを後ろに出すプレイ。
前半はよく1失点ですんだなーと言うひどさ。
とにかく中盤以降がすべてずるずるに下がっているから、相手はいい様に中盤より前が支配下における。
今回の戦犯としては暢久、坪井に尽きるでしょうね。
とにかく暢久が消極的でまったく前を向いてプレイできない上にミスがひどいくらいに多かった。
6割がたのチャンス潰しとピンチ作りは暢久が起点といってもいいくらいにこの日の暢久はひどかった。
さらに坪井。
これまでの坪井は攻撃への起点にしようと無理なパスや動きをすることで自滅するケースは多かったけど、この日の坪井は本職のディフェンスがまったくできていない。
いったいどうしたんだと言うほどのひどさだった。
この2人については正直、次節の試合で思い切って外すことも考えるべきだと思う。
それほどにひどかった。
悪さで言えば、堤、堀之内、都築もひどい。
都築はまったくいいところ無しと言っていいくらい。
堀之内は押されるだけ押されてバックパスという悪いループ。
堤はディフェンスはいいんだが、パスとクロスのセンスがまったくない。
前半においては細貝も完全にディフェンスの悪い空気に巻き込まれたと言っていい。
おそらくハーフタイムの指示は前目にということで、後半に入ってからの細貝はすばらしい動きを見せたと言っていいと思う。
本来の細貝のプレーが攻撃的MFなのか守備的MFなのかはわからないが、昨日の後半の動きや時折やらされているU22代表戦を見る限り攻撃的MF、2列目まで行かないが前目のMFとして十分使えるレベル。
それどころか細貝は1年間スタメンクラスで使えば、長谷部以上の成長格になるんではないだろうか?
この試合でもう2人目立った選手を上げたいですよ。
1人は永井。
こんな永井を見たかったんだって。
確かにハイボールの競り合いはまだ弱いけど、とにかくフィールドを走り回り、積極的に相手のチェックをかけ、サイドをビシビシ駆け上がり、90分動き回る。
この動きよ、このプレイよ。
これこそが永井雄一郎という9番を背負った男のプレーなんだって。
この日の永井はほんとに惚れ惚れするプレーでなんとしても得点して欲しかった。
もう1人は梅崎でしょう。
若さと危機感に溢れた積極的なプレーが沸きましたね。
この試合で唯一と言っていいほどに前へ前へというスタイルを貫いたといってもいいです。
細かな足技もスピードもあるし、いい選手ですね。
出場機会への危機感と移籍先で結果を残したいという気持ちが前へ前へというプレースタイルに感じられて面白かった。
いま、梅崎をスタメンで使わない手はないです。
それともう1人ワクワク感で言うとルーキー高崎ですね。
彼も若さとうれしさから積極的なプレーができていたと思います。
なにより長身のわりには動きが早い。
走りもしっかりしていてスピードもあるってのはいいですね。
タッパのある選手ってのはいかんせんスピードにかけるイメージがありますけど、彼は良く走っていました。
まぁ、アピールがちょっと遠慮がちだったんで、試合で使っていって伸ばしたい感じですね。
ゲルト初采配については、まだなんとも言えないですかね。
ただ、これまでだったら高崎やセルは出場できなかったでしょう。
押し込まなけりゃいけないシーンで、ポストに高崎とスピードのセルを入れたってのは正しいと思います。
ただ、セルが思ったほどいい動きは無かったかな。
キャンプで好調だった西澤を見たかった気もあります。
はぁ、勝ち点どころか、得点も遠いシーズン開幕になっています。
頼むから勝ってくれ。
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