第５節 神戸戦（Ａ） １

　
昨夜、ゴール裏サポーターチームのいくつかの団体が解散する発表がされた。

どれも古参チームで、いわゆるＵＲＡＷＡＢＯＹＳとしてゴール裏を支えてきたチーム達。

もちろん、あのバカ横断幕に引き吊られるものだ。
クラブが新たな改革をしようとしている中、サポーターチームも責任をとっての行動だ。

もちろん、チームを解散するだけで、解散した連中が新しいチームで応援することは目に見えているが、これまでの威圧的なものではなく、スタイルを 変えてのサポートにはなるだろう。

コールリーダーも身を引き、今後はどういったゴール裏になるのかは全くの未定のようだ。

浦和のサポーターの多くは浦和レッズというチームを愛しながらも、サポーターという雰囲気で好きになったファンサポーターも多いはず。
彼らのサポートは魅力的であり、熱く激しく気持ちを引きこんだ。

だが、一部サポがそれを間違った方向に向かわせ、バカを生んでしまったことで、サポーターも新たな改革を進めることになる。

これまでもガンバや柏などがサポーターのトラブルにより、ゴール裏サポーターの改革が行われた実績はあったが、浦和は幾度となく問題を起こしなが らも目に見えるほどの行動はなかった。

今回、浦和は大きな分岐点に入り、新たな浦和レッズを生み出すこととならなければ、Ｊリーグで戦うことも、プロサッカーとしてやっていくこともできなくなるはず。

広島戦では強い意志を持ったサポーターが集い、新しいサポートを探し始めた。
清水戦は無観客試合という前代未聞の試合に、テレビを通じて気持ちを投げかけた。

そして神戸戦。
ゴール裏サポーターチームの解散とコールリーダーの退陣による新ゴール裏とサポートへのチャレンジ。

今だからこそ、本当に浦和レッズを愛するファンとサポは全力でサポートしていこう。

勝とうぜ、勝ち続けようぜ。
新たな浦和レッズとして、Ｊリーグの頂点を目指そうぜ。

勝とう、勝ち点３を！

＜スターティングメンバー＞
GK:西川
DF:森脇、那須、槙野
MF:平川、啓太、阿部、宇賀神、原口、梅崎
FW:興梠
SUB:加藤、坪井、濱田、永田、山田、関根、李


はぁ、まさか峻希と戦うことになるとはな。
俺の５番のレプリカはまだ部屋に下げられたままだ。