以前Blogで取り上げた秋葉原の富士そば。
ショーウィンドーのサンプルに英字で説明をいれていて、外国人が多く利用している珍しい立ち食いそばです。
先日、その秋葉原富士そばで昼飯を食ったら、やはり外国人観光客らしきお客様が2人おりました。
男性は暖かいおそば、女性はカツ丼のセットを注文していました。
女性がトイレに行ってなかなか戻らないものの男性は女性が出てくるまで蕎麦に手をつけずに待っている。
化粧直しでもしているのか、意外に長い化粧室タイム。
するとカウンターの奥から富士蕎麦の年配の定員が、男性の伸びゆく蕎麦を心配してか、つたない英語でカウンター越しに話しかける。
『 ハリー、ハリー。ソバ、ロングロングしちゃうよ。 』
早く食べないと蕎麦がのびちゃうよ、ってのを年配のオヤジさんが一生懸命英単語を駆使して伝えようとしている。
残念ながら外国人の男性客にはそれが伝わっていないんだけど、そばで見ていてそれがもう最高にがんばっている感じが出ていてオヤジ頑張れといいたくなる。
俺が英会話でもできれば、真ん中に入って伝えるんだけど、もちろんそんなスキルもなく。
残念ながら伝わらないうちに化粧室から相方の女性が戻ってきて、食事となったのだが、男性客の蕎麦は汁をだいぶ吸っていてちょっと少なめ。
(結構長い間、化粧直しでもしていたのか?)
すると今度はカウンター越しに声をかけていた親父が、大き目のどんぶりに暖かい汁を入れて男性客の元へ行って声をかけずに笑顔で汁を足してあげている。
なんつードラマだよ。
昼飯食いに入っただけで、富士そばのオヤジの人の良さに涙出そうになったわ。
やるなー、秋葉原富士そば。
このサービスなら、言葉もわからない外国人観光客が店に来てくれるわけだよ。
がんばれ、秋葉原富士そば。
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