秋田 ３

秋田出張の話し、その３。
どうしても写真アップさせたかったんで。

写り悪くて見難いですが、ご存知なまはげです。
こちらの郷土料理の店頭で客引きをやっているそうです。
帰りには赤と青の２人がおりました。
秋田の寒い夜にはだしでセッタはたいしたものです・・・・。

なまはげは鬼ではないそうです。
神様だそうで、いわゆる妖怪だとかの類になるんですかね。
一緒に仕事をしていた人に聞きましたら、昔は青年団などがなまはげをやっていて、その彼も高２から４年間やったとか。
昔は大変怖かったらしいのですが、今はちゃんと玄関先でピンポンを押して、土足ではなく履物を脱いで上がるそうです。
振り乱して落ちてしまう藁の髪もちゃんと掃除をして帰るとか。
それどころか、最近では明かりを消されて居留守を使われ、訪ねることを拒否する家庭もあるとか。
寂しいですね、郷土の文化なのに。

いくつかのグループで４～５件くらいを目安にまわるそうですが、とにかく行く先々で酒を浴びるほど飲まされて、最後はグタグタになってしまうそうです。
男鹿の地方が有名で、その中でも各地域によって微妙に違っていたりするそうです。
基本的には１２月３１日に山より降りてきて各家庭を周るそうですが、最近の子供はあんまり怖がらないとも言ってました。

なまはげ館というのがあって、そこへ行くとなまはげを体験できるらしいのですが、２次会でいったお店のおねーちゃんが言うにはあそこのなまはげは女の子だとセクハラすると笑ってました。
ま、気持ちわかりますけど・・・・・。