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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№4 起爆ドラムに!奮い立つ《ドン・フリードマン(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ドン・フリードマン」のレコード紹介です。♪~♪
 
ビル・エヴァンスの長線、のようだが!
ドラムの起剤で、熟年となり化けた!
のピアノ&跳ねるドラム、の連鎖!
 
一句
 “年老いて 起ドラムに ピアノ舞い”

④『ドン・フリードマン』(03)
《Timeless/Don Friedman》
ドン・フリードマン(p)、
ジョン・パティツゥチ(b)、オマー・ハキム(ds)。
 
《Don Friedman Blog紹介》

ビル・エヴァンスの長線上のような。
軟弱な「キラキラ」感のピアノ。
そんなフリードマンのピアノが嫌いだ。

だから、フリードマンを聴きたくなかった。
ところが、このアルバムは違う。

ハンク・ジョーンズが、熟年にけたように。
グレイト・ジャズトリオで、新たな領域に。
そのトリガーは、トニー・ウィリアムスのドラム。
それと同じことが、フリードマンにも起こった。

まさしく、ハキムのドラムが起剤となった。
この時、フリードマンは68歳(35年生)。
ハンク同様に、熟年期での起爆アルバムに。

ドラムがはしる・はしる、ねる・跳ね回る。
激リズムのドラムで、ピアノが大化け。

強いアクセントはないんだが。
粒立つピアノが、ドラムと連する。
ドラム好きの私には、「これは買い」の1枚となった。

フリードマンの個性は、熟年でも活きている。
品格ある色の濃淡を音で現す。
まさしく、ラジェーションのピアノで彩る。
連打で跳ねるドラムとのインタープレイは、まさしく絶品。
 
 一句
 “年老いて 起ドラムに ピアノ舞い”

当④は、Eighty-Eight'sレーベルの高音質盤。
ウッディー・々の良い録音が成されている。
ただ、ベースの「だるい」たるんだ音は情けないんだが。
 
♪~♪  色のピアノ&跳ねるドラムとのインタープレイをお楽しみ下さい。


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