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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 意地&根性!復帰第一弾《ドド・マーマローサ(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ドド・マーマローサ」のレコード紹介です。♪~♪
 
病気による引退から12年後、帰第一弾!
病弱・亡霊な顔付から、根性・&意地を!
鋭いタッチ・ごつい強さで、「ごんん」と!

一句
 “病超え 意地のピアノや 復作”

②『ドドズ・バック!』(61)
《Dodo's Back!/Dodo Marmarosa》
ドド・マーマローサ(p)、
リチャード・エヴァンス(b)、マーシャル・トンプソン(ds)。
 

タイトルどおり、まさしく復第一弾。
50年代は病気のため帰郷・引退。
①『Dodo Marmarosa』から12年後の作品となる。

鍵盤を叩く・強い力感がある。
「シャキ・シャキ」感は、①と変わらない。
鋭いタッチに加え、「ごつい」強さで攻める。
12年経ち、復帰第一作の根性・が立昇ってる。

白人ピアニストの力づくプレイは、貴重です。
強弱の弱をみせない音が「ごんん」連なる。
一聴、単調で地味なプレイではあるが。
わ~」と、聴く程に旨さが滲み出てくる。

そんな違いは、ジャケットにも現れている。
①は病弱・亡霊写真のような顔付だった。
当②は無表情極まりない写真だが、意の強さを隠したようでもある。

余りにも強さに拘った音創り。
深みにはまり聴込むと、少々疲れる程に。
それ程、根「ぶち込み」プレイで魅せる。

推しの曲は「On Green Dolphin Street」。
通常、軽やかに・転がるようにプレイされる。
ここでは、力づくで訴え・っ込んでくる。
見事な復帰作としかいいようがない。
 
 一句
 “病超え 意地のピアノや 復作”

当②はマーマローサ生涯の作、と称される。
納得する出来栄えだと、感心します。
 
♪~♪ 力づくで訴え・っ込んでくるマーマローサの復帰作をお楽しみ下さい。

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