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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 共演「水&油」!偉作産む《キャノンボール・アダレイ(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「キャノンボール・アダレイ」のレコード紹介です。♪~♪
 
「Waltz For Debby」ヴァンスのアルバム?
「水&」の共演が生む、新たな音楽観に!
繊細なアルト&軽快なピアノ、転身の作!
 
一句
 “メンバーの 真カラーや 偉作ジャズ”


⑨『ノー・ホワット・アイ・ミーン』(61)
《Know What I Mean?/Cannonball Adderley》
キャノンボール・アダレー(as)、
ビル・エヴァンス(p)、パーシー・ヒース(b)、コニー・ケイ(ds)。

《Cannonball Adderley Blog紹介》

《S.ラファロ共演のBill Evans Blog紹介》

冒頭、ピアノソロで始る。
この音・このメロディーは、ビル・ヴァンス。
曲は「Waltz For Debby」。

ジャズ好きな方は、このロピアノを聴き、
「え、これってキャノンボールのアルバムでは?」
と、思うに違いない。

エヴァンスとの共演なんて、まさしく「水&」。
想像もつかない組合せ、としか思えない。

キャノンボールは、ァンキーど真ん中。
エネルギ-ぶち込みのパワフル・プレイ。
片やエヴァンス、乗るに乗れずにール過ぎ。
水&油の融合、これもジャズの面白さか。

エヴァンスのファースト・トリオと称されるのは。
相棒のベースが、スコット・ラファロ。
ピアノ&ベースのンタープレイが遺産に。
当⑨の録音から数ヵ月後に、自動車事故する。

つまり、かなるエヴァンスの絶頂期である。
こんな頃にファンキー野郎キャノンボールとの共演。
本人の希望?レコード会社の仕掛けか?
 
Riversideに移籍し、思わぬ仕掛けが目立つ。
当⑨は、それだけ色作といえるのだが。

「Waltz For Debby」のキャノンボールは。
澄んだ異色トーンは国級「偉作」扱いしたい。
その逆に、速いテンポのエヴァンスも重。
キャノンボールにマッチした乗りの良いプレイはちょっと無い。
 
 一句
 “メンバーの 真カラーや 偉作ジャズ”

この頃、こんなエヴァンスが聴けるとは。
このレコード、やはり国級「偉産」である。

ちなみにベース・ドラムはMJQのメンバである。
水と油に「性洗剤」でも融合させたカルテットのようにも。
 
♪~♪  ピエヴァンスのアノソロとアルトの音色、まさしく「作」です。


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