だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 NYリズム陣が音楽観を豹変!!《ボビー・ジャスパー(ts)》

パリから.Y.へ移住
N.Y.リズム陣が音質・フレーズを変させる!
パリ仕込みのテクがN.Y.のイイも落とした。
②『Bobby Jaspar Quintet』(56)
SideA ボビー・ジャスパー(ts)、トミー・フラナガン(p)、
ネイビル・ツッター(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)。
SideB ボビー・ジャスパー(ts)、バリー・ガルブレイス(g)、
エディー・コスタ(p)、ミルト・ヒントン(b)、オシー・ジョンソン(ds)。

ジャスパーは56年にNYへ移住し、このリーダアルバムを録音。
針を下す、こんな迫力のあるクラリネットは聴いたことが無い。
本物の楽器以上のブ厚い音。
品格の楽器イメージがブッ飛び豹変、とんでもない音で迫ってくる。
まるで、ズーカ砲の連射を胸で受け止めてるようだ。澤野レコードだからか。

レコード①(パリ録音)から2年後の演奏、随分と音質・フレーズが変わった。
パリの抜けリズム陣からNYリズム陣へ変われば、豹変して当り前か。
優しい音から腰に力が入った力強く、太の音質に変化。

フレーズは以前のように流れる優しいメロディーでは無い。
節々に力いアクセントが有り、説得力が増したフレーズでグイグイ攻める。
音の表面の「スレ感」は変わらない。
むしろこのドライ感がより一層、ノスタルジックな暖かさを感じさせる。

レスター・ヤングの影響??とも言われる。
だが、S.ロリンズがD.ゴードンの物真似フレーズを?って感じか。
追記
 〇ブロッサム・ディアリー(Vo) 
NY移住後ジャズシンガーのロッサム・ディアリーと結婚。
ジョニー・ジェームスと変らぬほどブリッ子な歌声。
パリ仕込みのテクはイ女も落とせるのか。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX B~始まる」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事