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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№9 トリビュート、もどき?《チコ・フリーマン(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「チコ・フリーマン」のレコード紹介です。~♪
 

半世紀は遡った、酒場のブギウギ・ビート。
プーレン(p)だって、信じいブギウギ三昧。
G.アモンズもどき、ならめもつくか・・と。
 
一句
“トリビュート ものまねジャズに れ果て”


⑨『ルーツ』(91)
《Roots/Salutes The Saxphone/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts,ss)、ドン・プーレン(p)、
サンチ・デブリアノ(b)、トミー・キャンベル(ds)。
 
《Chico Freeman Blog紹介》


これは又、変わった構成のレコードである。
4人のサックスが曲毎に入替え戦で登場する。
バックはドン・プーレントリオがプレイする。
まるで「NHKど自慢」風の演出である。

各サックスは、過去の人をトリビュート。
チコはジーン・アモンズ(ts)をトリビューとし演奏する。

チコは⑦『Out Here Like This・・』を紹介した。
⑦の演奏(87年)から4年経ったプレイとなる。
私にとって、最のプレイを入手したことになるのだが。

こりゃ~まるで、「ブギウギ」ビートである。
半世紀は遡った酒場、チコのブギウギだ。
とても・とても、あのチコの演奏とは思えない。
プーレンのピアノだって、信じ難いブギウギ三昧である。

J.ポップのグループが一揆に村田英雄を。
コブシを利かせて歌い始めたような。
そんな時代錯に陥る、酷いプレイである。
ただ、ジーン・アモンズもどきと思えば、諦めもつくか・・・と。
 
一句
“トリビュート ものまねジャズに れ果て”

とはいえ、後半戦は我に返りちょっとに。
エスカレートしてくれるチコが聴ける。
ただ、たった一曲の消化不良プレイで終る。
馬鹿馬鹿しくなる、寄せ集め的収録です。

レーベルは独「IN+OUT」、ライヴ録音。
エコーのかかったっぽい音質で、生感に乏しい録音です。
 
♪~ 「Red Top」 こんなっぽいチコの演奏って、珍しいです。


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