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ジャズサックス「ボブ・ポルチェリ」のレコード紹介です。~♪
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ラテンジャズ業界の超有名人、登場。
モーダル・プレイで、ガンガンはしり飛ばす。
余裕が無い?イタリア部隊が取り残されてる?
一句
“奔れ、飛べ ビート先喰い ラテンジャズ”

①『ライジング』(88)
《Rising/011 Jazz Quintet/Bob Porcelli》
ボブ・ポルチェリ(as)、マルチェロ・トノロ(p)、
《Rising/011 Jazz Quintet/Bob Porcelli》
ボブ・ポルチェリ(as)、マルチェロ・トノロ(p)、
アルフレード・ポニッシ(ts)、マルコ・ファッジ(b)、
ジョルジオ・ディアフェリア(ds)。
《イタリアらしさ発揮のアルバム》


ポルチェリをフューチャーしたイタリア部隊。
この方、どう調べてもジャズ業界に名が無い。
どころが、ラテンジャズ業界では超有名人のようです。
とてつもないエネルギーを有したアルト。
アルトとは思えない太い音が、ぶっ飛ぶ。
大胆な音質・豪快なフレーズが、乱れ飛ぶ。
ラテン業界の香りは一切しない。
モーダルなプレイで「ぐいぐい」迫りくる。
かといって、雑な音はさせない。
抑揚豊かで滑らか、且つ強さを併せ持つ音だ。
推しの曲は、オリジナルの「La Fleche」。
愉快なテーマ、楽しく聴けるアドリブ。
ラテン業界の特徴を活かした「行け行け・どんどん」プレイだ。
ストップモードの中を駆け抜けるアルト。
リズムを食い漁り、スピードにのりまくる。
アルトの個性を活かし、はしり捲くる音はお見事。
一句
“奔れ、飛べ ビート先喰い ラテンジャズ”
ポルチェリの巧さが発揮された曲ではあるが。
余りにも特急テンポが、速過ぎるのか。
伊部隊のリズム陣に余裕が無いようで、どうもスリルに乏しい。
レーベルは伊Splasc(h)。
アルトの個性を活かした、良い録音がされてます。
♪~ スピードにのりまくるアルト、伊部隊が取り残されてるようで。