№1 粋に洒落おつ、リーダデビュー《ラス・フリーマン(p)》

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脇役で有名、西海岸の代表的ピアニスト！

「カラッ」と明快に、粋に洒落れた音！

スタジオ業から、78年A.ペッパーと！

 

一句

　“粋な音　洒落おつピアノ　リーダーに”

①-1『トリオ』(53)
《Russ Freeman Trio》
ラス・フリーマン(p)、シェリーマン(ds)、

ジョー・モンドラゴン(b)。

①-2 Trio Russ Freeman/Richard Twardzik

 

《Shelly Manne Blog紹介》

③『2-3-4』(56)№3 どろっどろ相手に、小技捨て《シェリー・マン(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

西海岸の代表的ピアニスト。

といっても、リーダ作は多くはない。
というより、脇役での登場が多いから。

A.ペッパー、C.ベイカーのアルバムで良く目にする。

まさしく、西海岸の青い空と海のように。

「カラッ」と明るく、軽快なピアノ。
BGMにする程軽くなく、NY風の重たさはない。
明快そして粋、洒落た音を聴かせてくれる。

ただ、ジャケットはらしくない真っ黒もの。
西海岸風カラー化も避け、文字も一切ない。
何やら、東海岸のフリージャズ系のような。
とはいっても、Pacificのオリジナル・デザインである。

①-2は最も眼にするジャケット。
①-1から2曲除きB面に収録したアルバム。
 

①-2のA面はツァージィク(p)を収録している。
B面にも当然収める予定だったのだが。

A面収録後に麻薬でショック死してしまう。

片面穴埋めのフリーマンってとこだ。

当①で、最も速いテンポの曲「The Eye Opener」。
西海岸精鋭のトリオが「ぐんぐん」迫ってくる。
マンのドラムに期待するが、遠慮してるようで。
当①はフリーマンの初リーダー作だからか。

 

　一句

　“粋な音　洒落おつピアノ　リーダーに”

60年代はスタジオ本業となり、リーダ作はない。
突如出現するのは、78年・A.ペッパー『Among Friends』となる。

 

《Art pepperの『Among Friends』 Blog紹介》

⑰『Among Friends』(78)№17 再起？激辛ペッパー《アート・ペッパー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

♪～♪ 　軽快に「ぐんぐん」迫る、西海岸精鋭トリオをお楽しみ下さい。