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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 ブルージー、失った音は《ブルー・ミッチェル(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ブルー・ミッチェル」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
H.シルヴァーのラテンカラーに、まった?
無名コリアの明なタッチ、の巻き添えか?
Blue Noteへ移籍し、ったのはブルーか!
 
一句
 “ブルージー う音に 威勢良く”

②『ザ・シング・トゥ・ゴゥ』(64)
《The Thing To Do/Blue Mitchell》
ブルー・ミッチェル(tp)、ジュニア・クック(ts)
チック・コリア(p)、ジーン・テイラー(b)、アロイシウス・フォスター(ds)。
 
《Blue Mitchell Blog紹介》

《Chick Corea(p) Blog紹介》

《Junior Cook(ts) Blog紹介》

何と、勢良く・高らかにラッパが鳴り響く。
サンバリズムに乗り、ハイトーンが突き抜ける。

①『Blue's Moods』から4年後のプレイ。
ブルージー感から、一揆に向したもんだ。
時が変われば、音楽観も様変わり、ってとこか。

7年間在籍したH.シルヴァーGをこの年・退団。
ブルーノートへ移籍し、第一弾が当②である。
 
ブルーがブルーノートへ移籍したんだが。
演奏はブルーをい、Red or Yellowへ変色。
まるで、ゴレンジャーの衣替えのように。

①から4年経ち、音の質が随分変わった。
憂いを込めたブルージー感は薄く・見えない。
突き抜ける清々しさ&明るい音が味わえる。
 
H.シルヴァーのラテン・カラーに染まったか。
7年間の在団で、ったブルー感が惜しまれる。
 
 一句
 “ブルージー う音に 威勢良く”
 
「ポンポン・コロコロ」。
ンポン玉が弾む、ケリー節のピアノ。
W.ケリーとのブルージー・ビューが、好きだったんだが。

当②のピアノは、チック・コリアを起用。
今後のニュージャズの牽引役・立役者。
当時は無名ど真ん中のコリアを、ミッチェルが用。

強く・切れの良いピアノが立上がる。
コリアのバッキング、シングルトーン。
そして不協和音の響きが、いかにも新。
 
無名コリアのオリジナル「Chick's Tune」。
風を感じるテーマと明快なタッチのピアノ。
ミッチェルは、コリアの音創りとシンクロする。

当②の変わりようは、コリアを意識したか。
ただ①と比べると、当②は通っぽ過ぎる。
①のオンリーワンたるブルージー感が懐かしい。
 
♪~♪ C.コリアの曲、明るいミッチェルへ貌した音をお楽しみ下さい。


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