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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№11 挑発、暴れドラムで蘇る《ソニー・ロリンズ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ソニー・ロリンズ」のレコード紹介です。~♪ 

暴れドラムで、ロリンズのエネルギーが発。
やっとってきた、本領発揮だ・・と思えば。
ブルーノート最のエネルギーをぶちまける。
 
一句
 “ロリンズや 発ドラムに 暴発し”


⑪『ニュークス・タイム』(57)
《Newk's Time/Sonny Rollins》
ソニー・ロリンズ(ts)、ウィントン・ケリー(p)
ダグ・ワトキンス(b)、フィーリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
 
《Sonny Rollins Blog紹介》

《Philly Joe Jones(ds) Blog紹介》

《Wynton Kelly(p) Blog紹介》

「ジャン・ジャカ・ジャン・ジャカ」。
何十枚ものサラを、投げつけった音か。
ハイハットを割れんばかりに叩きつける。
としかいいようがない、フィリージョーのドラム。

冒頭からこんなドラムソロで始る。
やっぱり、ドラムの気合一発でロリンズが変わる。
 
サックスから、炎が・火の玉が吹き上る音。
溜め込んだロリンズのエネルギーが飛び散る。
どっと、一揆に吹き放たれるの音塊。

ブルーノートでは、珍しいワンホーンで登場。
オラが大と言わんばかりに、演じてくれる。
 
野太く・ごついテナーは暴発・爆発。
時に、繰返し繰返し・途切れ途切れに。
モールス信号の如く、空間を断ちっていく。

「むら」のでかいロリンズではあるが。
やっとってきた、本領発揮だ・・と思うと。
当⑪は、ブルーノート4作品の内ラストの1枚。
だからと言わんばかりに、最期のエネルギーをぶちまける。

「ジャリジャリ・バリバリ」。
というか、暴れドラムというか。
いつものフィリージョーで「ほっ」としてしまう。

このドラムの勢いがあって、激ロリンズに。
M.ローチとの名演だって、そうだった。
と、勝手に思い込んでいる私ですが。
 
 一句
 “ロリンズや 発ドラムに 暴発し”

タイトル『ニュークス・タイム』とは。
プロ野球の人気選手「ドン・ニューカム」。
彼にロリンズがていた。
で、略して「ニュークス」と呼ばれたそうな。
 
♪~  荒くれドラム&繰返しの途れ途切れフレーズがロリンズらしくて。

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