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ジャズピアノ「ピート・ジョリー」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズピアノ「ピート・ジョリー」のレコード紹介です。♪~♪
西海岸らしく、軽くリズミカルに「サラッ」と。
「巧い人」なんだが、個性乏しく飽きが。
「ぼ~ぼぉ~」枯たテナーに救われて。
一句
“ぼ~ぼぉ~と 枯れたテナーに 眼が覚めて”
③『デュオ・トリオ・カルテット』(55)
《Duo Trio Quartet/Pete Jolly》
ピート・ジョリー(p)、バディー・クラーク(b)、
《Duo Trio Quartet/Pete Jolly》
ピート・ジョリー(p)、バディー・クラーク(b)、
メル・ルイス(ds)、ビル・パーキンス(ts)、他。
《Pete Jolly Blog紹介》
②『Arrangements By S.Rogers』№2 波長合せて、五人衆《ピート・ジョリー(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Bill Perkins(ts) Blog紹介》
②『Just Friends』(56) №2 音が織成すグラジェーション《ビル・パーキンス(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Lester Young(ts) Blog紹介》
⑫『Lester Young In Paris』(59)№12 他界直前!生命の音《レスター・ヤング(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
①②③と西海岸のピアニスト、ジョリーを聴く。
人気が高かったのか、55年3月に一揆に4枚を録音。
人気が高かったのか、55年3月に一揆に4枚を録音。
西海岸の白人パウエル派、と称される。
西海岸らしく、軽く・リズミカルに転がっていく。
「サラッ」としたセンスは、中々のもの。
・・ってのは、良く分かるんだが。
だから、「巧い人だ」とは思うんだが。
個性がないからか、飽きがきてしまう。
そんなとこが、国内ファンが居ない?理由では。
だから、「巧い人だ」とは思うんだが。
個性がないからか、飽きがきてしまう。
そんなとこが、国内ファンが居ない?理由では。
今回は手を変え・品を変え、の戦法か。
デュオで巧さをみせ、トリオで乗りを。
カルテットで色を変えて、勝負してきた。
とはいっても、ベース・デュオの良さは無い。
単にドラムを抜いただけの「二人」プレイ。
デュオ独特の「絡み」インタープレイが無いのは残念。
カルテットのパーキンスに期待したいとこだ。
だが速い曲が多く、淡々と過ぎ・進行していく。
パーキンスのゆったり「ぼ~ぼぉ~」を活かして欲しいんだが。
最後の曲だけは、「ぼ~ぼぉ~」の良さが活きている。
「I Got It Bad And That Ain't Good」。
枯れた・憂いのバラード、パーキンスが聴ける。
「よれよれ」ひ弱なレスター・ヤングの香りが何ともいいです。
一句
“ぼ~ぼぉ~と 枯れたテナーに 眼が覚めて”
♪~♪ 「ぼ~ぼぉ~」のひ弱感、枯れ感のテナーを味わって下さい。