だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 テナーの音?悪魔の呪い!《ボブ・ロックウエル(ts)》

全曲オリジナル、ドラマ的・的に曲が進行
音をらせ上り詰め、音をブチ切る
その表現・シナリオは悪魔的界サウンド
③『ノー・ラッシュ』(86)
《No Rush/Bob Rockwell(ts)》
ボブ・ロックウエル(ts,ss)、バッチ・レイシー(p)、
ジェスパー・ランドガード(b)、ジュキス・ウオティラ(ds)。

この③は②の前年録音、メンバは替わっていない。
全曲オリジナルでドラマ的・劇的に進行し、そのシナリオは界サウンド。
ウエイン・ショーターの魔界空間が乗り移った劇的イメージで展開される。

曲のプロデュース・アレンジは完璧。
テナーの音をらせながら高い音へと繋げていく。
このフレージングが魔的イメージを与える。と、思えば音をブチ切る。
叉、ピアノが不気味、どの曲でも不協和音?のコードが「ツ~~ン」。

B#1 静かではあるが緊張感が緩まないスローテンポの曲。
バックの方で、小いさな音のワイヤブラシが小刻みに針の如くリズムを刻む。
張り詰めた緊張感が魔界のいを漂わす。

1年後の録音となる②は、より円熟した・若干ノーマルっぽい演奏。
ピアノは当り前のタイミングで普通のバッキング。
②と同一メンバだが、界コンセンプト・プロデュースに優れた③がベスト。
 

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