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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№9 クレオパトラの夢の中《バド・パウエル(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「バド・パウエル」のレコード紹介です。~♪
 
音がズミカルに流れ、弾かれる鍵盤。
「前めり」でリズムを喰う、メロディー。
「クレオパトラの夢」、これ一発で決まり。
 
一句
 “懐かしむ クレオパトラの の中”


⑨『ザ・シーン・チェインジス』(58)
《THe Scene Changes,Vol.5/The Amazing Bud Powell》
バド・パウエル(p)、ポール・チェンバース(b)、
アート・テイラー(ds)。
 
《Bud Powell Blog紹介》


ジャズ喫茶の大ヒットをった極致盤。
パウエルのオリジナル曲、「クレオパトラの夢」。
久し振りだから、二度回してみた。
懐かしさが蘇る、「いいテーマ」だなぁ~と。

音がリズミカルに流れ、弾かれる鍵盤。
これは、やっぱテーマがいい。
クレオパトラのって、どんな夢?
くだらないことが脳味噌を過ぎるが、なんか良く分からない。

痒い所に手が届くメロディー。
というか、リズミカル且つ流れるメロディー。
両者がマッチして創られた、いいテーマだと・・。
り言のように、納得している。
 
右手が「のめり」でテンポを喰っていく。
聴く側を焦らす、先食いのリズム感がいい。
 
ドラムだって、ワンパターンのブラシではない。
僅かな「オカズ」のアクセントが効いている。
魔をせず、いい合の手を創ってるのが嬉しい。
 
とはいえ、アドリブは何てことはないのでは。
むしろ「ぎくしゃく」フレーズで、もどかしい。
このレコードは「クレオパトラ」の一発で全て決まり、ってとこか。
 
 一句
 “懐かしむ クレオパトラの の中”

ブルーノートに9年間で5作を残したパウエル。
Amazing Vol.1~5、当⑨は最後のVol.5となる。
どれがきのアメイジングか、ベストワンか?
となると、私はVol.1(49年)を上げたいと思う。
 
そして、パウエルは録音後の翌年(59年)渡
パリへ移住し、活動を続けるのだが。
 
♪~ 「Cleopatra's Dream」何度聴いても、やっぱいいロディーです。


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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

jazzyishi
>azuminojv さんへ
>こんにちは... への返信

コメントありがとうございます。
いつも楽しく読ませて頂いています。

実は、パウエルは持ってるレコードの最後の方の出番になりました。多くの方が好きで、詳しい方が多いだろうと。
滅多のことが書けないのでは?と、思ったりして。
結局、自分の感想をそのまんま書きましたけど。
やっぱり、パウエルは別格で凄まじい人生に唖然としてしまいます。
それを吹き飛ばすのも「クレオパトラの夢」なんでしょう。
azuminojv
こんにちは

パウエルのアルバムの中で一番好きなvol.5を挙げられているので、コメント書かせていただきました。

もうこれは、一番の愛聴盤で、新年初聴きあたりには、取り出すレコードで、レコードA面を聴くことが多いです。
「クレオパトラの夢」ですが、ライブでは、山本剛さんや井上祐一さんの演奏を聴いたことがありますが、調性を変えているように思えました。パウエルの演奏は、やはりさすがのテクニシャンで、指使いもなんのそのですね。

とはいっても、ブルーノートの一番の傑作は、ご指摘のように、Vol.1ですね。あと、よく聴いたのは、ルースト盤です。パウエルのアルバムを取り上げていただき、嬉しいです。
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