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11/30 キャスト表 『ロパートキナのすべて』

2006年11月30日(木) 6:30p.m.~9:30p.m.

≪パキータ≫ グラン・パ [40分]
音楽:レオン・ミンクス/振付:マリウス・プティパ

パキータ (ジプシー娘):ウリヤーナ・ロパートキナ
ルシアン (フランス軍士官):ダニーラ・コルスンツェフ
ソリスト:エカテリーナ・オスモールキナ
     :ソフィヤ・グーメロワ
     :スヴェトラーナ・イワノーワ
     :ダリア・パヴレンコ
     :ヴィクトリア・テリョーシキナ



≪ライモンダ≫ 第3幕 [45分]
音楽:アレクサンドル・グラズノーフ/振付:マリウス・プティパ/改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ

ライモンダ:ウリヤーナ・ロパートキナ
ジャン・ド・ブリエンヌ:エフゲニー・イワンチェンコ
マズルカ:エレーナ・バジェーノワ
      :フョードル・ロプホーフ
ハンガリーの踊り:ポリーナ・ラッサーディナ
           :イスロム・バイムラードフ
ヴァリエーション:イリーナ・ゴールプ
グラン・パ:ヤナ・セーリナ,スヴェトラーナ・イワーノワ
      :エレーナ・ワシューコヴィチ,オレシア・ノーヴィコワ
      :アントン・ピーモノフ,グリゴリー・ポポフ
      :アレクセイ・ネドヴィガ,ウラジーミル・シクリャローフ
      :クセーニャ・オストレイコーフスカヤ,ヴィクトリア・クテーポワ
      :ダリア・スホルーコワ,エカテリーナ・コンダウーロワ
      :アレクサンドル・セルゲーエフ,アレクサンドル・クリーモフ
      :デニス・フィールソフ,ドミートリー・プィハチョーフ



≪ダイヤモンド≫ [35分]
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (交響曲第3番 第2楽章~第5楽章)/振付:ジョージ・バランシン

ウリヤーナ・ロパートキナ  ダニーラ・コルスンツェフ
ダリア・スホルーコワ  ヤナ・セーリナ  
クセーニャ・オストレイコーフスカヤ  エレーナ・アンドローソワ
アレクサンドル・セルゲーエフ  アレクサンドル・クリーモフ
ドミートリー・プィハチョーフ  デニス・フィールソフ


指揮:アレクサンドル・ポリャニチコ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団

東京公演初日

昨日は、まさに「ヴィシニョーワのすべて」・・・。
皆さまも堪能してくださったことと思います。

終演後、バレエ団から祝福を受け、
とても幸せそうにサイン会へ。
お客様が「キレイ・・・」と声をかけてくださるのが判って、
ニコニコと微笑んでいましたね。

その後、大好きなお鮨屋さんへ招かれ、ものすごーい勢いで注文していたそうです。
同行したスタッフは、その勢いと可愛らしさに写真を撮ることをすっかり忘れてしまったそう・・・。ごめんなさい。

そして今日は「ロパートキナのすべて」です。
ぜひ会場でお目にかかりましょう!


♪当日券17:15から発売
・S席、A席、B席: あり
・C席、学生席: 若干あり



昨日会場でお配りしたキャスト表に訂正と追加です。

♪ダンサー名の訂正
クブィシカ(シンデレラの義姉)ヴィクトリア・テリョーシキナ

♪役名の訂正
妖精→ダンス教師 エカテリーナ・オスモールキナ
シンデレラの父→ダンス教師 イスロム・バイムラードフ

♪追加
『シンデレラ』第2幕
<四季の精> 
春 フェードル・ムラーショフ
夏 アントン・ピーモノフ
秋 マキシム・ジュージン
冬 ドミートリー・プィハチョーフ

11/29 キャスト表 『ヴィシニョーワのすべて』

2006年11月29日(水) 6:30p.m.~9:10p.m.

≪シンデレラ≫ 第2幕 より [40分]
音楽:セルゲイ・プロコフィエフフ/振付:アレクセイ・ラトマンスキー

シンデレラ:ディアナ・ヴィシニョーワ
王子:イーゴリ・コールプ
継母:エカテリーナ・コンダウーロワ
フディシカ (シンデレラの義姉):タチヤーナ・バジートワ
クブィシカ (シンデレラの義姉):ヴィクトリア・テリョーシキナ
ダンス教師:エカテリーナ・オスモールキナ
        :イスロム・バイムラードフ


≪バヤデルカ≫ 第2幕 [40分]
音楽:レオン・ミンクス/振付:マリウス・プティパ/改訂振付:ウラジーミル・ポノマリョーフ,ワフタング・チャブキアニ

ニキヤ (寺院の舞姫):ディアナ・ヴィシニョーワ
ソロル (戦士):レオニード・サラファーノフ
ガムザッティ (藩主の娘):ヴィクトリア・テリョーシキナ
ドゥグマンタ (藩主):ピョートル・スタシューナス
大僧正:ウラジーミル・ポノマリョーフ
トロラグワ (戦士):アンドレイ・ヤーコヴレフ
舞姫たち (バヤデルカ):イリーナ・ゴールプ
               :オレシア・ノーヴィコワ
               :ヤナ・セーリナ
               :スヴェトラーナ・イワノーワ
グラン・パ・クラシック:クセーニャ・オストレイコーフスカヤ
             :ダリア・スホルーコワ
             :ヴィクトリア・クテーポワ
             :エカテリーナ・コンダウーロワ
             :セルゲイ・サリーコフ
             :アレクサンドル・クリーモフ
金の仏像:ウラジーミル・シクリャローフ
インドの踊り:ガリーナ・ラフマーノワ
        :イスロム・バイムラードフ
        :グリゴリー・ポポフ
子供たち: 鈴木優、鈴木舞 (牧阿佐美バレヱ団)


≪ルビー≫ [20分]
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー (ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ)/振付:ジョージ・バランシン
ディアナ・ヴィシニョーワ
アンドリアン・ファジェーエフ  ソフィヤ・グーメロワ
アレクセイ・ニェドヴィーガ  アントン・ピーモノフ
マクシム・フレプトーフ  フェドール・ムラショーフ


指揮:アレクサンドル・ポリャニチコ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
ピアノ (ルビー):リュドミラ・スヴェシニコワ

東京公演前日レポート

明日から始まるマリインスキー・バレエ東京公演。
「ヴィシニョーワのすべて」公演のゲネプロを見学に行きました。

私が見学したのは「バヤデルカ」。
「金の奴隷」を踊るシクリャローフ(彼はゲルギエフの口から絶賛の言葉とともに紹介されたダンサーです)、ソロルを踊るサラファーノフ、ガムザッティを踊るテリョーシキナ・・・。ガラ公演にふさわしい、マリインスキー・バレエ総力を尽くしたステージになる予感がもうただよっています。

そしてニキヤを踊るヴィシニョーワ。
第三幕ではなくて、第二幕を踊りたいと強く希望したヴィシニョーワの踊りが、目線が・・・とにかく凄かったです。
休憩中に、チェンチコワ先生とヴィシニョーワが最後のリハーサルをしている姿、「髪につけたベールが顔にかかるの・・・」と言うヴィシニョーワに、「ここをしっかり止めるといいわよ」とアドバイスしていた先生の姿を目撃しました!!


♪当日券17:15から発売
・S席、A席、B席: あり
・C席、学生席: 若干あり

バレエの鑑賞入門書

世界文化社から物語とみどころがわかるバレエ鑑賞の入門書が発売になりました。

おなじみのバレエ作品のあらすじや解説、世界で活躍するダンサーたち、
そして海外のバレエ団や劇場など、魅力的な写真とともに紹介され
バレエをより楽しむための情報が盛りだくさんです。
マリインスキー・バレエの日本公演の会場でも販売します。

「バレエの鑑賞入門」
監修:渡辺真弓 写真:瀬戸秀美

世界文化社 定価1890円

びわ湖公演レポート!

マリインスキー・バレエ「海賊」公演 びわ湖から出航!!

びわ湖ホールでは、26日の公演に先立ち、前日25日に公開リハーサルが行われ、バレエを習っている子どもさんたち60人くらいが来場してくれました。
白熱したステージリハーサルを熱心に見学。帰り際「私、バレリーナを目指します!」と力強く宣言していった子も。
今は、世界で活躍するスターダンサーも、初めてのレッスンはあったはずですし、初めて
トーシューズをはいた日もあったはず。「がんばって!」と思うと同時に、いつの日か、公演会場で「マリインスキー・バレエを観てバレリーナになったんです」という人に会えたら・・・、そんなふうに夢が広がりました。

さて、今日(26日)11:00ごろ会場に着くと、ダンサーたちがぞくぞくと到着。ファジェーエフはトレーナーの帽子をかぶって会場入りしたので、誰だか判らず「???」なんでも、風邪をひかないように気をつけているとのこと。サラファーノフは、いつもどおり元気です。

さて、幕が開いてまず感動したのは、その本格的な舞台設備。海賊船が波に揺られ、レーザー光線が雷を表現し・・・「海賊船」難破!でいきなり舞台にひきこまれます。心なしか、7月サンクトペテルブルグで観た舞台よりパワーアップした気が。。。

今日の公演は、若手注目株のテリョーシキナがメドーラ、ロブーヒンがコンラッド、人気のサラファーノフがアリ、日本でもおなじみのランケデムがファジェーエフ、ギュルナーレがオスモールキナでした。
若手中心のキャスティングでしたが、スピード感あふれる舞台、ひとりひとりのテクニックが高く、会場は第一幕から盛り上がります。最高潮は、やはり第二幕のパ・ド・トロワ。「ぶらーぼー」の声が飛び、その盛り上がりに応えるかのように、次から次へと難しいジャンプが披露されます。
特に、ファジェーエフのナナメ45度に決めるポーズ(言葉ではうまく表現できないのですが、とても難しいジャンプだと評論家の方に聞きました)、サラファーノフのひねりのきいたジャンプには「うゎー」という声があがっていました。あんなにシェイプされた身体につまっているスゴイ技!
それだけではなく、テリョーシキナの美しいポーズ、細く長い脚の動きにも魅せられました。オスモールキナも丁寧な踊りで、となりの人が「キレイね~」と公演中につぶやいたほど。

とにかく楽しいアドベンチャー物語。見終わった後の“ハッピーさ”は、他の演目を寄せつけません。
公演のスゴさは、やはり言葉では表せません!
今回も満席のお客様の拍手が鳴りやまず、感動のうちに公演が終わったことをご報告します。


サイン会の時、「ブログ見てますよ」とおっしゃってくださったファンの方がいらして、とても嬉しかったです!(はげみになりました。ありがとうございます。)

ロパートキナ、元気に来日しました!

本日、11月30日「ロパートキナのすべて」公演を皮切りに、「海賊」「白鳥の湖」に出演するウリヤーナ・ロパートキナが来日しました。
出演するステージを吟味し、完璧な舞台を届けてくれるロパートキナ。
前回のマリインスキー・バレエ公演以来、3年ぶりの来日。
期待が高まります。

初日、名古屋公演レポート!

マリインスキー・バレエ日本ツアー スタートしました!

23日14:00ごろ会場に着くとステージでは、サラファーノフが「海賊」アリのレッスン中。舞踊監督のワジーエフが、サラファーノフの動きに鋭い目を光らせ、腕を上げる角度、ジャンプとジャンプとの間の動きなどを指導していました。
非常に高いジャンプ、キレのある回転、溌剌とした動き、本番さながらの踊りを見せてくれていても、サラファーノフ自身もワジーエフも、「まだまだ・・・」という顔。マリインスキーのレベルの高さを強く感じました。
1時間の練習を終えたサラファーノフ。
「回転ばかりしていたから、目が回る・・・」と笑いながら「ステージでレッスンができてよかった。今日もとても有益なアドバイスを受けることができたよ。本番は最高のものを見せるよ」と言ってくれました。

ステージの脇では、ファジェーエフがジョギングしてカラダをあたためていたり、次にリハーサルをする予定のソーモワが先生と話したり、マッサージをしてくれるトレーナーがダンサーひとりひとりと言葉をかわして体調を聞いたり。バレエ団全体が今回のツアーを成功させるために、自分のやるべきことに全力でとりくんでいる、1時間くらいのバックステージ見学でしたが、そんな熱いものを感じました。

さて、今日の主役ヴィシニョーワとコールプも到着。前日十分なリハーサルを行い、当日の朝はクラスレッスンに参加した二人。衣装とメイクをつけ、少しづつ緊迫感が漂い始めます。
劇場にも、開場の1時間前からお客様が並び始め、満席のお客様を迎え、客席も盛り上がり華やかな雰囲気に包まれます。
マリインスキー劇場管弦楽団がチャイコフスキーの音楽を奏ではじめ、幕が上がると客席には早くも感嘆の声があがりました。

白鳥たちが登場しただけでステージ全体に漂う、静謐で、はかなく、崇高な美しさ・・・観客に与えられる大きな感動とインスピレーション。
公演を言葉でレポートすることは、あまりにも無粋。
会場を、満員のお客様の鳴り止まない拍手と歓声が包んだことだけ、ご報告します。


次は、びわ湖で行われる「海賊」公演をレポートします。お楽しみに。

放映情報

「マリインスキー・バレエ日本ツアー」の初日公演(名古屋)の模様が次のとおり放映されます。

番 組:NHK-BS週刊シティー情報
本放送:11月25日(土)NHKBS1 18:10~18:49
再放送:11月26日(日)        0:20~0:59

内 容:11月23日マリインスキー・バレエ名古屋公演より
*オデット/オディールを踊るヴィシニョーワのインタビューも予定
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