日本水環境文化研究協会

健全な水循環を次世代に引き継ぐこと、そして、世界中の人々が水の恵沢を享受することを目指しています。

エコサントイレの乾燥糞の利用場所を見に行く Moguji村(JADE)

2016年02月05日 | 海外技術協力活動
コミラのBARDから活動中のMoguji村まで移動。
GPSがないとどこにいるかはっきりわからない。



何しろどこまで行っても基本的にこんな地域。



今、田植えの真っ最中。
これではグーグルアースで見ても、
ただの緑の平原にルートが刻まれて行くばかりで心もとない。

ようやくタイトルの写真の場所につく。



建物の中は乾燥糞を養生しておく場所などになっている。
床に広げられた糞を手でつかんでもまったく汚さは感じられない。
さらさらとして普通の土です。

今日は新聞記者が、つきっきりでそんな様子を写真で撮りまくっている。



ジエソールで20キロの袋に詰めて販売用に作ったものもここにあった。
右の大きいものは35キロだという。

建物の裏手にはスローガン



彼が考えたらしい。いいアイディアだと言っておく。



このトマトの数の多さを見てくれという。
あれをみろ、これをみろと
エコサントイレを利用した作物の物なりの良さを盛んに見せられる。

まあ、使っているところはどこもそうなのだ。
今まで、辺りを汚し、健康に被害を与えていたものが
今では
どこも汚したりすることもなく役に立っているというのは良いものだ。



見てもらうためにここは良く整備されているし、
それはこの人たちが
エコサントイレの良さをもっとわかってもらいたいという気持ちの表れであるだろう。



建物の上に掲げられた写真は今まで見に来てくれた方たちで、スペインの大使もいらっしゃっていた。

うまくいくことばかりではないけれども、
みんなが喜んでくれることはうれしいことです。

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