あらかね(仮)

いつか(絶対)開くぞ着物カフェ
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今日の戦利品

2013年07月13日 23時27分05秒 | ハンドメイド
ちょこ太でございます。お久しぶりです。
さて行って参りました、山口さんのセール。
朝イチに行って一番停めやすい所に車を停め、あちこちを掘り掘りしている間にどんどん人が増え「○○色の車の人居ませんか」とお店の人が呼ばわっているのを聞いて「ウチの車も出るとき大変かもねー」などどなな吉と話し合って…、私たちがお店を出たときにはほとんど人も車も残っていませんでした(笑)。
聞けばおにぎり持参でほとんど一日中いらっしゃるお客さんもあるとかでしたが、今日のところは私たちが一番長居の客だったようです。
さてさて、そんな中でワタクシが購入したのはコチラ

左から三枚が半襟、一番下敷きになっているのは帯揚げです。
刺繍の半襟といえば小花柄が多いかと思いますが、今回はこの他にトンボやら紫陽花にカタツムリなど、可愛い柄があって迷う迷う。でも千鳥も金魚も好きな柄なのではずせませんでした。ポリエステルなので洗濯もがんがんできるので重宝しそうです。

そ~し~~て~~~

ああっ。今回もやってしまった、着尺です。しかも二本も買いました。もう一本はお仕立てを頼んじゃいましたので手元にはありません。そちらはできあがりをご披露するとして

この刺繍。竹屋町です。久しぶりに見ました。というよりも、もう何軒かしか残っていない職人さんのうちのお一人の所の以外のものは初めて見ました。豊臣秀吉が気に入って、職人を竹屋町に集めたから「竹屋町刺繍」と名が付いたという歴史ある技法ですが、残念ながら絶滅寸前です。
素材は絹芭蕉、精錬していないバリバリしたままの絹糸で、沖縄の芭蕉布を模して織られた反物です。かなりハリがあります。そしてスケスケです。その透ける生地に裏に糸を渡さずに刺繍するのは結構な手間だと、刺繍の先生に聞いたことがあります。あれっ?裏の写真も撮ったんだけどどこにやったんだろ。
これが、元の値段は135,000円、赤札が79,800円、それが今回のセールで60%OFFの31,920円。えっいいのか、っていうようなお値段です。
山口さんのセールでは、赤札のシールや切りこみで割引率が分かるシステムになっているのですが、それを記載した案内葉書を二人して持って行かなかったというこのお間抜けぶり。「いくら安くなるんだっけ~~」と言いながらお会計で計算して貰ってびっくりしました。もう一本の絽の小紋の着尺は赤札が29,800円だったかな。それが11,920円になりました。お仕立て代が15,000円(海外仕立て)単衣ですからあとは衿裏代だけ2,100円なり。合計してもネットで木綿の着物を買うより安い!もうくらくらです。

続く