JabBee's note

キクチシゲルの日々の泡・・・

3/15@show boat

2008-03-17 00:54:24 | 日々のこと
昨夜は高円寺show boat、たくさんの皆さんにお越し頂きありがとうございました。ホントにたくさんの方が来てくれた。前日から「果たしてお客さんは来てくれるのか?」と実はかなりナーバスになったりしていたのですが実際ふたを開けたら満員御礼。
嬉しかった。本当に。感謝です。
これでまた先が見えた気がします。
これからまた新しい旅が始められる。
まだまだ青い小僧です。オレなんか。もっともっと人間も音楽も熟成させたいですね。

5年の節目のワンマン。やってみてわかった事がたくさんあったよ。
それを胸にまた懲りずに旅を続けるよ。

昨夜をちょっと振り返ると

19:00 open&dj start
turbo eye服部君の選曲での空間。オープンと同時にお客さんがドバーとなだれ込むって感じではなかったけれど(苦笑)
徐々に人が集まりだす中服部君のセンス溢れるまったりとしていながらどこかクールでディープな選曲。やっぱセンスいいなあ。。。オレにはない(まあ当たり前ですが。ある意味)服部君独自のポップセンス。オレはライヴ前でもうかなりテンパっていたしそのturbo eye worldをゆっくり堪能しているわけにもいかなかったのですがかなりオレのモチベーションも上げてもらった。服部君ありがとう!

20:00 ライヴスタート
実際には10分くらい押した。ライヴスタートの10分くらい前からこの日VJで入っていたtaichi君のチョイスした映像とDJの
世界。オレはもちろん楽屋にいてみれなかったけれどきっと独自の瞬間が出来上がっていたと思う。
第1部 セットリスト
1 夏草をかきわけて
2 Deeper
3 ネガティヴ
4 914
5 夢の中
6 夕方love
7 風のない朝

一部はVJの映像を照明にしてエレクトリックな編成で駆け抜けようと決めていたんだ。曲ごとに事前にtaichi君とイメージを固めた。914ではこの曲を書くきっかけになった911の映像を流してもらったりした。あえて言えば、もう少しVJが伝わりやすい環境があればもっと良かったのかな。なかなかライヴハウスでの映像環境というのは厳しいものがあったのかな。今後はまた違った形での映像とのコラボレーションとかもかんがえてみたいねえ。やっぱ「絵」があるってわかりやすいもんねえ。単にわかりやすいってこともそうだけれど映像と音楽って上手くかみ合ったときってものすごい事になるじゃん?映画とかでもさ,あるシーンに音楽が重なった時にドワーって鳥肌が立つ瞬間とかさ。JabBeeのライヴでもそんな事ができたらなあって思う。

そして、駆け抜けた第一部の後再びDJ time。
ここで一度空気を入れ替えたかった。そのためにturbo eye服部君のセンスを借りた。
楽屋の入り口でベースの永田が「すげえセンスいいなあ。好きな感じばっかりだあ」って聞き入ってた。
「だろ?」ってオレはにやにやしてたのさ。

第2部 セットリスト
8 smilin'
9 Baby
10 恋をしているからさ
11 slow down
12 街
13 MUSIC
14 under the moonshine

第二部はオレがアコギに持ち替えて、ヴァイオリン、チェロを加えた編成。ガッツはドラムセットをブラシやマレットでソフトに鳴らす。ガッツは音が小さくなったってそのグルーヴが死なない。っつーか曲によっては増す。素晴らしいね。和田さんはローズやウーリッツァー、ピアノと音色を使い分けて、永田は曲によってアップライトベースに持ち替え、イイダはシンセやピアニカでヴァイオリン、チェロの音色に華を添える。
オレ、今年は是非弦を入れたアンサンブルっていうのをやってみたかったんだ。
前から友達だったヴァイオリンの越川歩(あむ)ちゃんに声かけてやっと実現した。本当は弦のカルテット(四人編成)とかね入れたかったんだけど今回は時間的な事や(アレンジ、リハーサル諸々)ステージのスペース的な事情(苦笑)もあってヴァイオリン、チェロのみってことになった。あむちゃんがチェロの多井くんを連れてきてくれた。そのアレンジはオリジナルメンバーのイイダがかってでてくれた。イイダが譜面を書いて事前に多井君、あむちゃんに渡してリハ一回でライヴ。7曲というヴォリュームを見事に4時間のリハ一回でばっちり決めてくれた。

オレの書いた簡単で素朴な楽曲に弦が入る事でより人間の奏でる暖かさみたいなものが加わったらきっと聞いてくれる皆さんにもより伝わるんじゃないかと思った。

やってよかったなあ。

と、同時にオレはホントにホントにメンバーに恵まれているとも感じたよ。
でもそこに甘えたらおしまいなんだけどね。
こんな素敵なメンバーとこれからも音楽を奏でたいと思うならオレはオレを磨き続けなくちゃいけないね。人間的に。
肝に銘じた。

そして無事第二部終了。後、アンコール(笑)

アンコール(第3部)
15 高速道路  
16 銀河
17 距離
18 over
19 光の下

予定してました。もちろん。(笑)アンコールで第三部。ここからオレは椅子に座り弾き語りをしようと決めてました。(笑)やっぱね、原点だから。ギター一本で歌って成り立たない曲はJabBeeにはない。JabBeeって名前ではじめてからこの5年で46曲歌を作った。(ボツになったのを入れれば60曲以上あるかな)それが多いのか少ないのかオレにはわからないけれどその
中で弾き語りというスタイルでライヴで歌えない曲は一曲もない。それがJabBeeのスタイルだからね。その中でも最も初期に作った曲「高速道路」を一人で歌った。ファーストのライヴ盤に入ってる曲。
そのあと「銀河」からこの日の一番待ち時間の長かったゲスト(苦笑)よねっちのマンドリン。
ガッツもジェンベで参加してもらった。「銀河」は最初から最後までコードが二つの不思議な曲(笑)。それをよねっちは鮮やかにその優しく美しいマンドリンの音色で彩ってくれた。
「距離」ではガッツはドラムセットを優しくたたいて柔らかいグルーヴをキープしてくれた。
そのガッツのお母さんに捧げた[over]でピアニカのイイダが合流。(笑)気づいたらオリジナルJabBee+よねっちという不思議な絵でした(笑)。ガッツのお母さんはすごくJabBeeを気に入ってくださっていていつもライヴに足を運んでくださる。そのお母さんに感謝を込めて大好きだと言ってくださっている「over」を。 

そして、最後の最後は出演者全員でセッション「光の下」。これはもう、何の決めごともなしでみんなで楽しもうってことで。
最後の最後徐々に曲が盛り上がるところで客電まで全部つけてもらった。作戦でした。「昼間」みたいにしたかったんだよね~。会場を。光の下って感じに。

全19曲。2時間ちょい。

ホントやってよかったよ。
来ていただいた皆さんに改めて感謝です。ありがとうございました。

次回は6/14(土)荻窪velvet sunで完全一人の弾き語りでワンマンやります。実は(笑)。もう決めてあるんだ。
これも昨夜に劣らず気合い入れて一人っきりで2時間は歌うから。
今度は誰も助けてくれない一人っきりなんで、今から走り込みとかするか。とか思ってます。
いや、新しい歌なんかもうたえるといいなあ。

それから今年の夢は弾き語りの横に弦カルテット。(出来れば美女4人)
じつげんしたいなあ。夢はふくらむ。

いや愉しい夜でした。
Thank you & peace!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!