JA8WGX無線日誌

DXの話題を中心として独断と偏見で書き連ねています。
最近のcondxの悪さでDX中心とは言えなくなってしまいました。

ATAS-120A 改良してみた。(忘備録 2)

2022年08月31日 | 無線生活

やり始めたら気になって眠れなくなる性格で困ったもんです。

遅くまで、シャックに閉じこもりXYLには顰蹙を買ってしまいました。

 

さて、いよいよ買ってきた部材を加工します。

尚、買ってきた部材以外は手持ちの物を使用しています。

 

まず、M10の長ナットにATAS-120A と繋げる線材をはんだ付けします。

泡立て器の一部を切り取り、写真のように加工します。

線材の長さははんだ付けした後、ATAS-120A と現物合わせで決めます。

長すぎるとアダプターがはまらない、短いとATAS-120A とロットアンテナ部が繋がらないということになります。

慎重に現物合わせで切っていきます。塩ビと合体させてから切っていくほうがやりやすいです。

長ナットに3㎜の穴をあけます。その穴に線材の先っちょが曲がっている部分を入れはんだ付けします。

線材はステンレス、ナットは鉄のためステンレス用のフラックスを使います。

 

続いて、塩ビ異形ソケットの加工です。ATAS-120A の先端エレメント固定用ヘキサゴンナットの位置に合わせて穴をあけます。

その穴に直角に補強用の2か所3㎜の穴をあけます。この穴にビスをねじ込みATAS-120A を締めて固定します。

これで主だった部品の加工は終わりです。尚、ナットの線材はナットの中心に来るように調節しておきます。

 

加工した塩ビ異形ソケットとナットを合体させます。これは、ハンマーで叩き込むしかありません。

上手くしないと、斜めになって塩ビ異形ソケットを割ってしまいます。わたし、少し斜めになってしまいました。(´Д`)

ナットは全部入りません3分の2ほど出っ張ります。外気に触れないよう、かっこ良く見えるようにヒシチューブを被せています。

塩ビ部分は黒ラッカーで塗装しました。

短いナットが有れば塩ビにすっぽり隠れてかっこが良いのですが、探せばあるような気がします。

 

 

ATAS-120A も少し手を加えないといけません。ATAS-120A の上下する部分のカバー先端は被せて接着剤で固定しているだけです。

ちょっと力を加えると取れてしまいます。この部分でアダプターを支えているので簡単に取れないようにビスで3か所固定します。

5mのロットを支えるには不安ではありますが・・・(・.・;)

 

塩ビ異形ソケットを被せてみると、やや塩ビ異形ソケットの内径が大きいく、グラグラします。

そこで、防水を兼ねてATAS-120A に溝にOリングを入れるときっちりはまり塩ビ異形ソケットはグラグラません。

Oリングは手持ちで直径21.5mmで太さ2mmと2.5mmがあり両方試しました。

何方も固定がしっかりできています。ただ、2.5mmのほうは取り外しの際かなりきつくて苦労します。

薄くグリスを塗っておく必要があります。

私の場合、復活したATAS-120A を使うので恒久的につけておこうと思っているのでキツイ2.5mmのOリングを採用しました。

アダプターを付けたり外したりする用途では2mmのOリングが良いでしょう。

 

以上これで取りあえず完成です。実際に使ってみて手直しが必要となるかもしれません。

次の休日に天気が良ければ石狩川河川敷で試験運用をしてみます。

実際に使って同調の具合、飛び具合、使い心地を報告できればと思っています。

 

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ATAS-120A 改良してみた。(忘備録 1)

2022年08月30日 | 無線生活

8月19日に石狩市移動運用をしていたとき、7MHZから上のBANDに移ろうとしたら

ATAS-120A モーターばかりウンウンうなってばかりで一向に下がらなくなってしまいました。

家に帰って分解する際、ガイド用の細いロットをグニャグニャにしてしまい、その上

モーターユニットが取れなくてロットを修正することもできず、更に悪いことは重なり

取りあえず短くしようと、10ボルトをかけたら一気にコイル部分が抜けてしまいコイル部分がすっぽ抜けてしまいました。

短くするのは8ボルトでした~

ガイドの細いロットはぐにゃぐにゃでコイルボビンの溝に、はまらないし、イライラしてこりゃあかんと新品を買ってしまいました。

 

駄目だとあきらめてた ATAS-120S ですが、ひん曲がった細いガイドロットを何とかねじ伏せて、コイルボビンの溝に引っ掛けて

8ボルトをかけるとなんとするすると短くなってくれました。何回か伸ばす、縮めるを繰り返すも異常なし、同調も取れます。

復活しました!

 

と、言うわけで現在、当局は動作するATAS-120S を2本持っております。

 

 

そこで、ATAS-120A の一本を改造と、まではいかなくて改良することにしました。

ネット動画で見たのですが、

ATAS-120A のエレメントの先に5mほどのワイヤー繋いで伸ばすと7MHZでは飛び、受けともに良くなるとのこと

まぁ、当然ですが・・・

ATAS-120Aが自動的に調節してくれるし、いうことなしですね。

ベースローディングですから、エレメントが5m長では7MHZ以上では同調できません。

ワイヤーでは設置がめんどくさいし、見た目がダサい。

長い伸縮するロットアンテナを付けてやればコンパクトに収納できるし、セッテイングも簡単で見た目もいい。

7MHZ以上の周波数ではエレメントを短く縮めて対応できます。

改良してみることにしました。

当然、長いアンテナになるので走行しながらの運用は出来ません。

移動先で半固定状態での運用を想定しています。

 

構造は、先端エレメントを変えるだけなので先端にはめ込んで取り外しができるアダプター構造にする。

エレメントは5m長の伸縮ロットアンテナとする。

これらを条件に考えてみました。まずは、部品調達です。

5mのロットアンテナはネットで探し出しました。

祐徳電子さんで見つけました。3.2mの物も有りましたが、大は小を兼ねるで5mものを注文しました。

 

最短長は510mmとATAS-120Aの本体より少し短い長さになります。

 

アダプター部分の部品は塩ビの異形ソケット TS-S20X13 と言うのをチョイス。

 

ATAS-120A とロットアンテナを接続する部分は M10 の長いナットを使用しました。

これは ATAS-120A と接続するために多少手を加えねばなりません。

 

長いナットとATAS-120S とを結ぶ線材としてこれをチョイス。

100均で買ってきた泡立て器です。泡を立てる部分が程よい太さでステンレス、ここを少し切って

線材とします。

 

これらが、メインの材料となります。どのように加工して組み立てるか

次回に続きます。

 

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