QRV on P-7DX

　小さくてもトランシーバですから，ＱＳＯ出来てなんぼでしょ．

　随分前の話だけど，ＷＷかアールコンペだったと思う．
　Ｐ－７ＤＸでウェストコーストとＱＳＯ出来たのは．
　確か，その頃はアンテナがＲ．ＤＰだったはず．
　１コールではなかったけど，ＱＳＯ出来たのは確か．

　そんなわけで，ＱＲＰｅｒが多い周波数あたりで，ＣＱを打ちました．
　もちろん，久々に／ＱＲＰを付けて．
　じゃないと０．５ｗですからね，ＱＲＰｐだから誰か呼んでくれ！　って事で．
　パドルはハンドメイドではなく，ベンチャー．

１月２９日夕方（昨日）

　夕方のＤＸウインドウがそろそろ開く時間帯なので，やべーかな．．．でも，０．５ｗだから大丈夫だろうでＱＲＶ．

　コメントをいただいたＪＯ３の局にコールされる．
　オオッ，飛んでるか．．．スタンバイしたらフェードアウトしてしまった．
　そんな時刻だから，致し方ない，また，お願いします．

　続けてＣＱを打つ．
　４エリアの局が呼んで来た．
　照明を取付けたばかりのＳメータは，９を示してます．
　聞こえる音がピュアと言うか，トーンがきれいなリアル５９９の信号．
　シングルスーパーのシンプルな回路だからでしょうかね．
　新たに取付けたフィルタも，中々のフィーリング．（自画自賛 ）
　ＲＳＴ５９９のレポートをもらって，０．５ｗなので，驚いていると返す．
　今度は早々にＱＲＵ，ファイナルを送る．
　フェードアウトするとやばいから．

　次に，メチャクチャ強い局が呼んで来た．
　Ｓメータ，フルスケールなんで驚いたのだけど，アララ．．．スーパーローカルの大ＯＭ．
　また，忘れているな，俺のコールサイン．
　ＱＴＨをいわき市の何々まで打って来た．
　３０ｄＢオーバ９の信号だそうで．．．って当たり前です．
　大ＯＭ，絶対，俺のコールサイン忘れとるわ．．．
　スタンバイしたので，ＯＰ．は「SUMIKAWA」とフルに送ったら，和文を打って来た．
　デコードしていたら，途中でオーバーフロー，ヤッパまだ駄目だわ．
　２ｍへ上がってＦＭモードで話してました．
　ＯＭ，２度目ですよ．．．と伝える．
　トーンはどうでした？　と聞いたら，きれいなトーンだと言われて一安心．

　って事で，２９日は２局とＱＳＯ出来ました．

　　　　　

１月３０日（今日）

　朝の１１時頃，ＣＱを打つ．
　３エリアの局が呼んで来た．
　これまたＲＳＴ５９９と打って来る．

　久々のＱＲＰオペレート，Ｐ－７ＤＸのテストラン，感じはマッチベターだと伝える．
　空は安定している様で，最後までＱＳＯが出来て一安心．
　ヤッパ，ＱＲＰにはフルブレークインが良いですね．
　Ｐ－７ＤＸは，フルブレークインなのにリレーを使っていないから静かなオペレートが出来て助かります．

　でも，ＱＲＰｐはスリルがあって面白いのだけど，相手と確実にＱＳＯ出来る可能性は低いから，ストレスが増えそうですよ．

　その後，ＣＱを数回打っても，応答なしでテストラン終了．

　ところで，タワーまでの同軸が４０ｍ近くあるので，アンテナから放出される高周波エネルギーが実際にはどの程度なのかと，計算してみました．
　ローバンドの７ＭＨｚだから，それ程の損失も無く０．４５ｗと１０％減．
　もちろん，ＳＷＲ＝１の状態でコネクタ，コモンモードフィルタやＬＰＦ等，アンテナまでの道中にある付属品の減衰量は無視していますから，全体で２０％減としても０．４ｗ程度かと．

　それでも，電波は空に飛んで行きますからね，よく考えれば凄い話ですわ．
　だってさ，ＤＣ９ｖだと５５ｍｍＡで約０．５ｗでしょ．
　（高周波エネルギーの話ではありませんよ．）