Sam's style de JO7MJS

< Selamat datang!/ Welcome! > since 2005 also JA8RXD/YB3ASM

同軸切替機 コントローラ部の製作(1)

2006-12-17 | 日曜電子工作
 ドモ,しばらくご無沙汰してました.先週は飲み会が続き,まともにブログUPが出来ませんでした.飲み会の話では記事になりませんって.

 さて,同軸切替機のリレーユニットを完成出来ましたので,そのリレーのコントロール部を作ります.
 コントロール部は,FT-1000MPとIC-AT500インターフェイスの信号を利用してリレーを切りかえる事にします.HF帯のバンドは9つありますが,現在自宅で上がっているアンテナ3本で8バンドが可能になってます.(1.9MHz以外)

 FT-1000MPから送られる元々の信号はHF帯のバンド数同様,9通りあります.それらの信号中,7MHz以上のHFバンド(WARCを除く)とWARCバンド用の7つの信号を2つに集約する為に 4to1のNAND IC,74LS22を使います.3.5MHzは単独アンテナなので,そのまま利用します.1.9MHzはこれから.となると,4個のリレーで済むのですけど,残り1個は予備としてます.
 ところで,今のままだと,FT-1000MPがないと切替が出来なくなってしまうんだと脳裏を横切ったのですが,まぁ,その時は別にスイッチ作れば良いと割り切りました.まだまだ,使う気だしね.

   

      

 説明すると長いのですが,ICは1個で済みます.
 このICもオープンコレクタタイプですのでプルアップ抵抗は必要です.リレーのドライブは,この信号をもらって,Trスイッチングします.3.5MHzは,インターフェイスユニット上の74LS145からインバータ(74LS05)で介した信号を同様にTrスイッチングする事にします.1.9MHzは将来的ですが,3.5MHzと同様です.もちろん,同時にIC-AT500のバンドセレクターともシンクロさせています.

 組込みは,インターフェイスユニットケースの空きスペースへ収める事にしました.ちなみに信号のチェックもバッチリでした.同軸切替用の基盤はタワーへ持って行くコントロール用ケーブル処理とリレードライブ電源も必要ですので,別途ケースに収めます.

      

 ところで,同軸切替機ユニットを収めるケースですが,屋外配電盤用のプラボックスを利用しています.秋葉原とか街の電材屋で売っているはずです.ホームセンター等で買うとバカみたいな金額取られますから,電気工事業者や弱電メーカー等との取引している電材屋ですと,比較的安く手に入ると思いますよ.ちなみに,私の場合は職場で取引している商社経由で購入した為,お友達価格でした.

      

 リレーのドライブ基盤を収めるケースは,色々と考えた末,タワー側へ持って行くケーブル用に用意した端子台に基盤を載せる事にしました.基盤にはダイオードがバカみたいに並んでいますが,DC13.8VをDC12Vに変換する為にセットしたら結局,5個必要でした.これはリレーの動作電圧でして,さすがにどれかのリレーは常時ONの状態ですから,少し電圧が高いと心配になりまして,あえてDC12Vまで下げる事にしました.ただ,手持ちに12Vの3端子レギュレータが無かったので苦肉の策です. あとは,インターフェイスの信号をもらってTrでスイッチングしてリレーを動作させる簡単な回路です.制限抵抗は基盤の下にセットしてあります.

 後少しで完成ですが,本日ここまでで,小休止.こればっかりやってると段々,飽きて来ますから.



最新の画像もっと見る

post a comment