残念，磐高サッカーの夏終わる．

７月２４日　ゲーム当日

１０：３０　高校出発

　高校から父兄会がチャーターしたバスに乗り郡山へ．
　今日は特別な試合だと誰もが気持ちの中にあるはず．
　でも，それを言ってしまうと本当にそうなってしまいそうな気がしているはず．
　だから誰も言葉にしない．

　クジ運が悪いのか？　もう少し楽なブロックだったら，それなりに楽しめるゲームなのに，Ｇブロックは非常に厳しい相手とファイナルになる状況．それは向こうも同じ思いかも．少なくともインターハイ予選でベスト８になった実績は間違いないでしょう．今日は１４：００からキックオフ．暑くなりそうだし，心も熱くなりそうな気配．

　その前に１２：３０から行われた双葉高校対会津学鳳高校は，見応えのあるゲームでした．２対２で延長戦へ突入，延長戦，前半５分、会津学鳳がシュートを決める．１点リードのまま延長戦後半へ．ところが，双葉高校は右センター付近から打上げたボールはキーパーへ．ところが，キーパーが取ると見られたのでしたが，少し前に出ていてしまったのか，ワンタッチしたままゴール．何が起きるか判らないのがサッカーですね．結局延長戦，１対１のまま終了．またしてもＰＫ戦を見てしまうとはねぇ．最近多いな，ＰＫ戦．

　そのＰＫ戦，ナント双葉高校のキーパー，会津学鳳の１番手と３番手を川口ばりのファインセーブ！　一時，会津学鳳は勝利を手にしたかに見えたでしょう，ところが，双葉が執念から勝利を手にした試合でしたねぇ．

１４：４０　キックオフ

　前の試合がＰＫ戦までもつれ込んでしまった為，４０分遅れでキックオフ．
　磐城高校対富岡高校の試合は，気温３０℃は超えている雲ひとつ無い晴天の下で始まりました．

　さて試合状況は，攻めてはいるし，動きも良いけど前半戦ドローのまま後半戦へ．

　後半戦１５分，左サイドからの相手コーナーキックは無情にもヘディングを決められゴール．ついに均衡破れ，磐高１点を取られます．嫌な雰囲気が漂う．後半戦残り，２０分．しかし，磐高って，セットプレーはホント弱いなぁ．．．

　ボールの支配時間は間違いなく磐高だし，試合の主導権も磐高でしたが，どうしても，ゴールへ結びつかない．後半戦，終了５分前，最大のチャンスが訪れます．ペナルティーエリア直前での富岡高校のファール．磐高フリーキック，しかし勝利の女神は磐高へ微笑まず，相手キーパーにはじかれ，ついにタイムアウト．負けはしましたが，本当に１点を争うゲームでした．

　これで，磐高サッカー部３年生の夏が終わりました．
　そして，今日，３年生が引退する事でもあるわけです．
　内容も十分あったし，いつになくハードで久々に見応えのある良い試合でした．ただ，欲を言えば，勝利に結びついてほしかったのは事実です．勝負は非常です，特にトーナメントゲームは．

　　　　　

　ところで，１３：３０頃，磐高がウォーミングＵＰを始めました．
　その時，私は双葉高校対会津学鳳戦を見ていたのですが，その光景が目の前で始まったのです．実はそれを見たのも初めてなので何となく，それを見るのも最後だからと，何かの力が見せてくれたのか？　と嫌な予感が走ったのは事実でした．

　ちなみに，結局最後まで，磐城高校　対　湯本高校を見る事は夢で終わりました．
　何故，湯本なのか？　それは小学校の全国で共に戦ったチームメート，中学ではＵ１５の実業団のチームメート達が高校へ進学する時にバラバラになり，昨日の友は今日の敵，もちろん，逆に昨日の敵は今日の友となったメンバーもいるわけでして，一度は彼らとの試合を見てみたかったのでした．

　コバルトブルーのユニホームはこれからの２年生主体の新人戦まで見る事は出来ません．わが家のサッカー小僧はもちろん引退ですが，新磐高イレブンのゲームを機会があれば見に行きたいですね．

　香川から帰って来てからのこの２年間，良いゲームを沢山見せてもらい，２年生からレギュラーで戦い続けた事，わが子ながら誇らしく思います．
　本人には照れて直接言えないけど，このブログを借りて，ありがとうと言いたいですね．それと，「You are my prid. 」これはチョット大げさかな．．．

　磐高イレブン達よ，本当に今まで良いゲームを沢山見せてくれてありがとう！

　　　　　

　もう耳にタコが出来るくらい聞き飽きたでしょうけど，もう少し，あともう少し，コバルトブルーの君達がフィールドを駆け巡る姿を見ていたかったな．．．タイムアウトのホイッスルがフィールドに鳴り響いた時，目頭が熱くなったのをメガネで隠せた事を記して，キーから手を離す事にしよう．

　いわき市からＪＪがお送りしました．
　うつ向くなよ～，振り向くなよ～．．．

　ＰＳ：大学受験にスイッチしてくれよ．