一夜明けて．

　高校サッカーの話もやっと一区切り．

　実は，磐高サッカーの公式戦は福島県内の高校のＦ２リーグにランクインされていまして，本来ならリーグ戦もしばらくあるのですが，それもこれからは２年生以下へ譲る事になります．現在，Ｆ２リーグは８校中３位，このままで行けば来年もリーグには残留出来るかと思います．

　話は飛びましたが，正直言って，磐高サッカー，そりゃぁ，勝ち続けてくれれば嬉しいですけど，来年早々にはセンター試験が待っているし，天才でもなければ秀才でもないわが家のサッカー小僧，親として心配していますからね．仮に１０月まで，はたまた全国なんて事になったら，お正月までとなり，ある意味心配になってしまいますよ．だから，少しホッとしているのも本当です．

　ゲームを見ているのは親として楽しかったのですが，本来は学生なのですから，進学を希望しているのであれば，学業が本業かと．
　今日から普段の高校生に戻ったサッカー小僧，午前中は課外授業，午後は塾と，高校生活最後の夏休みは，来年早々のセンター試験へ向けて動き出しています．

　　　　　　　　

　フト思い出した事があります．お恥ずかしい話ですが．．．
　彼が，一年生の初めの頃，何かの試験だったのでしょう，惨憺たる結果になり，カミサンも心配して赴任先の直島へ電話が来ましてね，しばらくして一度自宅へ帰った時，子供と話した事を思い出しました．
　私はサッカーを辞めろとは一言も発しませんでしたけど，彼は彼なりに察したのか涙ながらに，「もし，サッカーを辞めても成績が上がらなかったら，オヤジ，どうするんだよ？」って言われましてね，あぁ，こいつ本当にサッカーが好きなんだなぁ，って思いましたね．成績優秀な子供達が沢山いて，１０点，２０点成績が上がっても順位は変らないと彼は思ったのでしょう．でも，その時，彼は私に言いながら，自ら覚悟を決めたのでしょうね．

　ところで，私，どう答えたと思います？
　自分の言った言葉はあまり記憶が無いのですけど，確か，「サッカー続けるのは構わないけど，もし，この一年頑張ってみてそれでも駄目だったら，次を考えような．」くらいのありきたりの言葉で濁してしまったはずです．

　さて，次の結果はどう出るか，それも半年を切りました．カウントダウンが始まっています．受験生一人一人がヒーロー，ヒロインですからね．